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J-GLOBAL ID：201702220109331405   整理番号：17A1426632

炎症性腹部大動脈瘤に対する開放手術後の転帰:10年間の単一施設の経験【Powered by NICT】

Outcomes after Open Surgery for Inflammatory Abdominal Aortic Aneurysm: A 10-Year Single-Center Experience

著者 (7件)： Floros Nikolaos (Department of Vascular and Endovascular Surgery, University Hospital Dusseldorf, Dusseldorf, Germany) ,  Papadakis Marios (Department of Plastic Surgery, HELIOS Clinic Wuppertal, University Hospital Witten-Herdecke, Wuppertal, Germany) ,  Wagenhaeuser Markus Udo (Department of Vascular and Endovascular Surgery, University Hospital Dusseldorf, Dusseldorf, Germany) ,  Duran Mansur (Department of Vascular and Endovascular Surgery, University Hospital Dusseldorf, Dusseldorf, Germany) ,  Simon Florian (Department of Vascular and Endovascular Surgery, University Hospital Dusseldorf, Dusseldorf, Germany) ,  Schelzig Hubert (Department of Vascular and Endovascular Surgery, University Hospital Dusseldorf, Dusseldorf, Germany) ,  Oberhuber Alexander (Department of Vascular and Endovascular Surgery, University Hospital Dusseldorf, Dusseldorf, Germany)
資料名： Annals of Vascular Surgery  (Annals of Vascular Surgery)
巻： 43  ページ： 144-150  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3411A  ISSN： 0890-5096  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炎症性腹部大動脈りゅう(IAAAs)は誇張された炎症性成分を有する稀な臨床実体である。本研究の目的は,IAAAの開放手術管理における単一施設の10年の経験の結果を報告し,非炎症性,アテローム性動脈硬化腹部大動脈瘤(非IAAAs)の結果を比較することである。2006年1月から大学病院デュッセルドルフで血管ならびに血管内外科術の開腹手術を受けた2015年12月したAAA患者の選択IAAAの18人の患者の医療記録をレビューした。これらの患者は研究期間中の開腹手術を受けたAAA対照と一致し,患者の前向きに保持されたデータベースから選択した。年齢,性別,治療の年に関する1:2症例対照整合を行った。術前パラメータ,術中所見,および早期術後転帰の両群を解析した。2グループを臨床的特徴に有意差が認められたかなりの類似性を示さなかった。両群は同程度の動脈瘤サイズ(62 vs. 56 mm)について概説したが,平均術前C反応性蛋白質は研究群(平均値:2.6対0.9mg/dL,P<0.05)で有意に増加していることを見出した。大部分の患者は,標準経腹膜正中開腹アプローチを用いて運転した;各群の1例のみは左後腹膜アプローチを用いて運転した。手術時間(190対194分)と30日死亡率0%で有意差はなかった。院内死亡率は研究群で11%,対照群で0%だった。研究グループ10(56%)対12(33%)における有意に高い合併症率を見出した。主要合併症は研究グループ4(22%)対6(16.7%)したより高頻度であった。非IAAA(7と20日vs.2日および14日,P<0.05)と比較した場合,感染性腹部大動脈瘤は集中治療室および入院期間の統計的に有意なより長い長さを示した。IAAAsは非IAAAより赤血球と新鮮凍結血しょうの有意に大きかった輸血の必要性を概説した。感染性腹部大動脈瘤の開放外科的治療はほとんどの患者において炎症過程の回帰,追跡検査における超音波によって検出されたを保証するが,手術部位へのアプローチは非常に要求が厳しい。IAAAは明らかな性差による優位性を示し,有意に高い輸血要件,術後早期合併症,入院期間の長さと関連している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 死亡率 ,  開腹術 ,  輸血 ,  ICU【医療】 ,  *炎症 ,  患者 ,  入院期間 ,  *動脈瘤 ,  血管 ,  性差 ,  C反応性タンパク質 ,  データベース
準シソーラス用語： 感染性腹部大動脈瘤 ,  有意差 ,  *転帰 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 循環系疾患の外科療法  (GJ05030X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炎症性腹部大動脈瘤 ,  開放手術 ,  転帰 ,  施設 ,  経験