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J-GLOBAL ID：201702220125945534   整理番号：17A0378208

レーザーアブレーション誘導結合プラズマ質量分析法による固体試料の分析

著者 (1件)： 古田直紀 (中央大 理工)
資料名： SCAS News  (SCAS News)
号： 45  ページ： 3-6  発行年： 2017年02月27日 
JST資料番号： L3657A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体試料を直接分析する方法として,LA-ICPMSが広く用いられている。しかし,LA-ICPMSでは,アブレーションセルの中及びICP中で元素分別効果が起こるため,マトリックスの似た標準物質が必要となる。元素分別効果を解決する方法として,液中レーザーアブレーション法(LAL法)を提案した。試料を水の中に入れ,水を通してレーザーを照射し,生成されるアブレート粒子を全て水に捕集する。その後,捕集したアブレート粒子を酸分解して,標準溶液を用いたICPMSで測定する。LAL-ICPMSを,酸分解できない単結晶SiCの表面分析に応用した。(著者抄録)

シソーラス用語： *試料 ,  *固体 ,  分離 ,  マトリックス【母体】 ,  標準物質 ,  試料調製 ,  *水中 ,  レーザ照射 ,  *レーザアブレーション ,  *ICP-MS分析 ,  *炭化ケイ素 ,  単結晶 ,  *検出限界 ,  *改良 ,  *酸分解 ,  LA-ICP-MS分析
準シソーラス用語： LA-ICP-MS ,  分別 ,  *試料捕集

分類 (6件)： 質量分析  (CC03013N) ,  各種物理的手法  (CC01030W) ,  酸  (CD01020O) ,  レーザの応用  (BD04100V) ,  プラズマ応用  (BJ02110K) ,  塩  (CD01050V)

引用文献 (10件)：

• R. E. Russo, X. Mao, J. J. Gonzalez, V. Zorba, J. Yoo, Anal. Chem. 85, pp.6162-6177, (2013)
• R. Machida, T. Nakazawa, N. Furuta, Anal. Sci. 31 (5) , pp. 345-355, (2015)
• R. Machida. T. Nakazawa, N. Furuta. J. Anal. At. Spectrom. 31 (3) pp. 809-814, (2015)
• H. R. Kuhn, M. Guillong, D. Günther, Anal. Bioanal. Chem. 378, pp. 1069-1074, (2004)
• M. Guillong, I. Horn, D. Günther, J. Anal. At. Spectrom. 18 (10) pp. 1224-1230, (2003)

タイトルに関連する用語 (4件)： レーザーアブレーション誘導結合プラズマ質量分析 ,  固体 ,  試料 ,  分析