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J-GLOBAL ID:201702220131526305   整理番号:17A1489837

pH応答性薬物担体としてのポリ(アクリル酸)/カルシウムホスファートハイブリッドナノゲルの超音波支援調製【Powered by NICT】

Ultrasonically assisted preparation of poly(acrylic acid)/calcium phosphate hybrid nanogels as pH-responsive drug carriers
著者 (7件):
資料名:
巻: 80  ページ: 688-697  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生体適合性,生分解性及び刺激応答性ナノ材料は薬物担体として用いることができ,制御されたドラッグデリバリー,腫瘍の治療と薬物副作用を低下させるために重要であることを達成した。リン酸カルシウム(CaP)ナノ粒子とポリ(アクリル酸)(PAA)ヒドロゲルは,生体適合性でpH応答性薬物担体として用いることができる。本研究では,超音波効果に基づいて,PAA/CaPハイブリッドナノゲル(約100nm,PDI<0.2)はCa~2+イオンと-COOH基間のCaPナノ粒子とPAA分子の架橋により得た。PAA/CaPハイブリッドナノゲルは,生物学的媒体中で良好な安定性だけでなく,溶血およびL02細胞に対して細胞毒性を示さなかった。さらに,PAA/CaPハイブリッドナノゲルは,純粋なCaPナノ粒子(約7.5%)と比較して,塩酸ドキソルビシン(DOX)と酸性環境中でのそれらの溶解によるpH制御薬物放出のための増強された負荷容量(約32%)を示した。DOXはPAA/CaPハイブリッドナノゲル,遊離DOXのそれに匹敵する阻害効果を示すによる癌細胞に送達でき,阻害効果はキャリアからのDOXの徐放のために遅延していた。in vivoでは,PAA/CaPハイブリッドナノゲルは細網内皮系による捕獲を避けることができないが,受動的腫瘍標的化能を示した。簡単に言えば,生体適合性,生分解性及びpH応答性PAA/CaPハイブリッドナノゲルは,薬物徐放のための薬物担体として作用する可能性を持つ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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医用素材  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  物理薬剤学  ,  基礎腫よう学一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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