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J-GLOBAL ID：201702220148442641   整理番号：17A1225571

グローバル化時代における農村計画分野のエネルギー課題への貢献

著者 (1件)： 柚山義人 (農研機構)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 36  号： 2  ページ： 173-176  発行年： 2017年09月30日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： グローバル化時代において,日本でもエネルギー課題について政府の計画・戦略であるエネルギー基本計画(2014年)等が閣議決定されており,様々な研究開発が進められている。農村計画分野にあっては経験と優れた資質を生かし,研究開発の成果が事業化に至ることで貢献が評価されると思われ,これら一連の業務は適切と思われる。また地域の経済活性化に資する再生可能エネルギー活用で,省エネやバイオマス由来の資材活用による農業の収益力向上などの貢献も期待できる。地域経済活性化に資するエネルギー課題の例として,化石資源由来に代わり再生可能エネルギーを活用した自立型エネルギーマネジメントによるスマートビレッジの構築,革新的バイオ産業基盤技術の整備,炭素の土壌貯留による温室効果ガス削減手法などもある。グローバル化時代におけるエネルギー課題を考えると他の課題との関連性が浮き彫りになり,超学際研究の必要性が認識されてくる。

シソーラス用語： *国際化 ,  *農村計画 ,  *問題 ,  *研究開発 ,  経営戦略 ,  再生エネルギー ,  バイオマス ,  行動
準シソーラス用語： *グローバル化 ,  *エネルギー課題 ,  事業化 ,  再生可能エネルギー ,  社会的貢献

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  自然エネルギー一般  (LB03010U)

引用文献 (14件)：

• 1) 日本学術会議(2016):持続可能な地球社会の実現をめざして- Future Earth(フューチャー・アース)の推進-,29p.
• 2) 国際連合(2015):持続可能な開発目標(SDGs)‹http://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/15775/›(2017年7月20日確認).
• 3) 日本バイオ産業人会議(2016):進化を続けるバイオ産業の社会貢献ビジョン ‹http://www.jba.or.jp/jabex/pdf/2016/JABEX_vision(160509).pdf›(2017年7月20日確認).
• 4) 総合科学技術・イノベーション会議(2016):エネルギー・環境イノベーション戦略,31p.
• 5) 科学技術振興機構低炭素社会戦略センター(2016):2050年の「明るく豊かな低炭素社会」実現のための課題と展望,118p.

タイトルに関連する用語 (3件)： グローバル化 ,  農村計画 ,  エネルギー課題