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J-GLOBAL ID：201702220161760728   整理番号：17A0568353

人と物が流れるプラットフォームとしての高速道路

著者 (1件)： 佐々木邦明 (山梨大 工)
資料名： 高速道路と自動車  (Expressways and Automobiles)
巻： 60  号： 5  ページ： 5-8  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： F0048A  ISSN： 0287-2587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高速道路上を流れる人・車・モノがどういった状態であるかについては,ETC2.0を初めとして,スマートフォンなどのデバイスによって観測できるならば,人もモノも含めてIoTであり,同じ時空間の共有がどのように起きているのかを知ることができる。そこから流れの背景にある原理が明らかになれば,インフラとしての高速道路の管理だけでなく,社会全体としてのマネジメントによる効率化が図られる。本論では,高速道路の役割,高速道路開通後50年での取り巻く環境と交通の変化,シェアリングエコノミーへの移行,空間をシェアするプラットフォームとしての高速道路,および高速道路サービスの今後について論じた。

シソーラス用語： *高速道路 ,  ITS【交通】 ,  計算機利用システム ,  相互接続 ,  *道路整備 ,  インフラストラクチャー ,  役割 ,  経済 ,  自動車 ,  *物的流通 ,  乗降場 ,  輸送網 ,  土地利用 ,  環境 ,  道路輸送
準シソーラス用語： ETC【交通】 ,  IoT ,  プラットフォーム【駅】 ,  *交通環境

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

引用文献 (6件)：

• 兵藤哲朗:「首都圏における物流施設の立地とその方向性」,『産業立地』,Vol.51,No.5,pp.9-14。
• 久我尚子:若年層の消費実態(4)「高級ブランド離れ」「クルマ離れ」は本当か?,ニッセイ基礎研レター 2016,(http://www.nli-research.co.jp/files/topics/53867_ext_18_0.pdf 2017.3.24最終アクセス)。
• レイチェル・ボッツマン,ルー・ロジャース:『シェア<共有>からビジネスを生み出す新戦略』,NHK出版,2010。
• アルン・スンドララジャン:『シェアリングエコノミー』,日経BP,2016。
• 佐々木邦明,名取優太,井口均,西川啓幸:「周期変動および自己回帰を考慮した高速道路の時間交通量の変動特性の分析」,『交通工学論文集』,Vol.3,No. 2,p.A_178-A_186,2017。

タイトルに関連する用語 (4件)： 人 ,  物 ,  プラットフォーム ,  高速道路