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J-GLOBAL ID：201702220179515942   整理番号：17A0127529

高分解能海流モデルの計算結果に基づく本州南方海域における海流発電の適地選定

著者 (8件)： 山城徹 (鹿児島大学 学術研究院理工学域工学系) ,  加賀惇也 (鹿児島大学大学院 理工学研究科海洋土木工学専攻) ,  小牧裕幸 (鹿児島大学大学院 理工学研究科生命環境科学専攻) ,  広瀬直毅 (九州大学 応用力学研究所 附属東アジア海洋大気環境研究センター) ,  LIU Tianran (九州大学応用力学研究所 附属東アジア海洋大気環境研究センター) ,  加古真一郎 (鹿児島大学 学術研究院理工学域工学系) ,  山田博資 (みずほ情報総研株式会社) ,  小田巻実 (三重大学教授 生物資源学部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_796-I_801(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： DREAMSの高分解能モデル(DR_E)の開発を行い,その計算結果を用いて黒潮を利用した海流発電の適地選定を行った.精度検証のために潮岬沖で観測された流速結果と比較を行ったところ,4つの中で,バージョンKが黒潮の流路変動を最もよく再現できていた.バージョンKの計算結果を用いると,本州南方沖では四国沖と潮岬沖で海流が特に強いことがわかった.また,現在の発電装置の設置条件を考慮すると,足摺岬沖と室戸岬沖,潮岬沖で平均流速100 cm/sを超える流れがあるが,これらの中で特に足摺岬沖が海流発電に適していることを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： 高分解能 ,  *海流 ,  *潮力発電 ,  黒潮 ,  日本 ,  岬 ,  敷地選定 ,  立地 ,  流速 ,  *数学モデル
準シソーラス用語： 海流モデル ,  *数値モデル ,  足摺岬 ,  本州 ,  立地選定

著者キーワード (3件)： Kuroshio ,  DREAMS ,  ocean current power generation

分類 (3件)： 海洋土木一般  (RC14010P) ,  海洋の構造・力学・循環  (DC06030G) ,  波力発電,潮力発電  (NB03130B)

引用文献 (5件)：

• 1) 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構編:NEDO再生可能エネルギー技術白書第2版,2014.
• 2) IHI:黒潮で発電!? 水中浮遊式海流発電システムの開発,IHI技報,Vol. 53,No. 2,2013.
• 3) 福永健史,広瀬直毅,劉天然,山城徹,山田博資,冨安正藏,種子田雄:トカラ海峡におけるADCPデータと高分解能モデルの流向・流速比較,2015
• 4) Bin Wang, Tianran Liu, Naoki Hirose and Toru Yamashiro : High resolution modeling of ocean current energy in the Tokara Strait, 2016
• 5) 加幡安雄,久保幸一,上田隆司:海流エネルギーを利用した水中浮遊式発電システム,東芝レビュー,Vol. 68,No. 6,2013.

タイトルに関連する用語 (8件)： 高分解能 ,  海流 ,  モデル ,  計算 ,  本州 ,  海域 ,  海流発電 ,  選定