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J-GLOBAL ID：201702220218116129   整理番号：17A1413323

消火用ホースの摩耗損傷に関する検証

著者 (3件)： 鈴木嘉明 (東京消防庁 消防技術安全所) ,  山口敦史 (東京消防庁 消防技術安全所) ,  町井雄一郎 (東京消防庁 消防技術安全所)
資料名： 消防技術安全所報  (Report of Fire Technology and Safety Laboratory)
号： 54  ページ： 4-13  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： L2786A  ISSN： 0583-0990  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 消火用ホース(以下「ホース」という。)については毎年約5,300本を更新しているが,その中でも廃棄の要がある50mmホースの占める割合が新旧に関わらず年々増加傾向にあり,本来の耐用年数を待たずして廃棄に至っている。平成27年には消防活動訓練中にホース破断が要因の受傷事故が発生しており,実災害でのホースの破断は,職員のみならず都民の受傷事故につながる可能性がある。このことからホース破断や損傷への対策が必要であり,それに寄与するため,本検証ではホース漏水時の状況を調査し,ホース損傷の原因究明を試みた。加えて,当庁仕様のホース(以下「標準ホース」という。)とアラミド繊維で強化されたホース(以下「強化ホース」という。)の摩耗試験を行い,摩耗のメカニズムの解明を行った。その結果,屈曲した状態でのホースの引き摺り等,漏水に至るまでの様々な経緯が判明するとともに,摩耗試験の実施により屈曲状態の危険性を明確化できたことから,報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *摩耗 ,  *損傷 ,  *ホース ,  調査 ,  行動 ,  *アラミド繊維
準シソーラス用語： *原因調査 ,  *消防活動

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 消火 ,  ホース ,  摩耗 ,  損傷 ,  検証