文献
J-GLOBAL ID:201702220232596763   整理番号:17A1453726

動脈壁炎症を定量化するためのフェルモキシトールを用いた超小型超常磁性酸化鉄(USPIO)増強MRIの評価【Powered by NICT】

Evaluation of ultrasmall superparamagnetic iron-oxide (USPIO) enhanced MRI with ferumoxytol to quantify arterial wall inflammation
著者 (8件):
資料名:
巻: 263  ページ: 211-218  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0599B  ISSN: 0021-9150  CODEN: ATHSBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アテローム性動脈硬化プラークにおける炎症は,プラーク脆弱性の重要な決定因子であり,極小超常磁性酸化鉄(USPIO)造影MRIを用いて非侵襲的に検出することができた。本研究の目的は1)フェルモキシトールはアテローム性動脈硬化プラークのUSPIO MRIに用いることができるかどうかを決定すること,2)フェルモキシトールを用いた頸動脈プラークの定量的USPIO MRIのためのプロトコルを確立し,3)USPIO取り込みとプラーク負荷とアテローム硬化性プラークにおける~18F-フルオロデオキシグルコース(FDG)取込(~18FDG PET/CTスキャンによって測定した)を研究した。頚動脈動脈狭窄>30%および4人の健康な対照と9人の患者では,頸動脈の定量的R2*MRIスキャンは,USPIO投与(4mg/kgフェルモキシトール)後72時間行った。USPIO取り込みは,ベースラインとポストUSPIOスキャン間のR2*(ΔR2*)の違いを定量化することによって評価した。MRIに加えて,~18FDG PET/CTは,両頚動脈で行った。MRおよびPET/CT画像は共登録,~18FDG取込はアテローム性動脈硬化プラークを含む全スライスで定量化した。フェルモキシトールの注入は,アテローム硬化性プラーク(ΔR2* 24.6±19.8 s~ 1; p=0.0003)中で72時間後に高いR2*値をもたらした,健常対照血管壁(ΔR2* 2.6±5.6 s~ 1, p=0.23)ではしなかった。患者でのUSPIO取り込みは患者非プラーク血管壁(ΔR2*24.6±19.8vs.7.5±9.3秒~ 1,P=0.004)と比較してアテローム硬化性プラークの方が高かった。相関をアテローム性動脈硬化プラークにおけるUSPIO取り込みと~18FDG取込は認められなかった(R~2=0.03, p=0.55)。フェルモキシトールはアテローム性動脈硬化プラークに選択的に吸収され,頚動脈USPIO MRIに用いることができる。アテローム硬化性プラークにおけるUSPIOと~18FDG取込は,このコホートにおける相関しないので,これらの薬剤はプラーク炎症の異なる病態生理学的側面を可視化する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学 

前のページに戻る