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J-GLOBAL ID：201702220332403254   整理番号：17A1380143

韓国の青年の代謝と代謝産物プロファイルを用いた循環イリシンレベルとの関連性【Powered by NICT】

Association of circulating irisin levels with metabolic and metabolite profiles of Korean adolescents

著者 (6件)： Jang Han Byul (Center for Biomedical Science, Korea National Institute of Health, Cheongju, Chungcheongbuk-do, Republic of Korea) ,  Kim Hyo-Jin (Center for Biomedical Science, Korea National Institute of Health, Cheongju, Chungcheongbuk-do, Republic of Korea) ,  Kang Jae Heon (Department of Family Medicine, Obesity Research Institute, Seoul-Paik Hospital, Inje University, Seoul 100-032, Republic of Korea) ,  Park Sang Ick (Center for Biomedical Science, Korea National Institute of Health, Cheongju, Chungcheongbuk-do, Republic of Korea) ,  Park Kyung Hee (Department of Family Medicine, Hallym University Sacred Heart Hospital, Hallym University, Anyang, Gyeonggi-do 431-796, Republic of Korea) ,  Lee Hye-Ja (Center for Biomedical Science, Korea National Institute of Health, Cheongju, Chungcheongbuk-do, Republic of Korea)
資料名： Metabolism  (Metabolism)
巻： 73  ページ： 100-108  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0230B  ISSN： 0026-0495  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規運動誘発マイオカイン,イリシンはエネルギー代謝を調節することが示唆されている。韓国人青年の循環イリシンと代謝および代謝産物プロファイルの間の関係を調べ,イリシンレベルに対する身体活動,肥満,およびメタボリックシンドローム(MetS)の影響を調べた。データは韓国人小児青少年研究から得られた。方法著者らの断面調査は12 15歳の618人の青年(370正常体重と248人の肥満青年,男児316名,女児302名)を含んでいた。体組成は,インピーダンス身体組成分析装置を用いて測定し,一般的な参加者の特性およびライフスタイルに関する情報は,アンケートから得た。血清イリシンレベルは市販キットを用いて測定した。平均ボディマスインデックス(BMI)は肥満青年における正常体重青少年における19.4kg/m~2と31.4kg/m~2であった。循環イリシンが積極的に肥満指数と相関し,BMIzスコア,胴囲,体脂肪率,体脂肪量,除脂肪量,体脂肪量と除脂肪体重比,及び脂質とグルコース代謝マーカー,総コレステロールを含む低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL C),トリグリセリド,グルコース,インシュリン,ホメオスタシスモデル評価推定インスリン抵抗性(全てp≦0.006)を含んでいた。これらのうち,増加した体脂肪量[標準化(Std)ss,0.23;p<0.0001],LDL-C(Std ss,0.14;P=0.0005)及び空腹時グルコース(Std ss,0.08;P=0.0383)は,より高いイリシンレベルに関与する主な独立した因子であった。さらに,上昇した血清イリシンは肥満[オッズ比(OR),2.2;信頼区間(CI),1.19 3.87]とMetS(OR, 2.0; CI, 1.15 3.47)のリスクと関連していた。さらに,イリシンと分枝鎖アミノ酸は正に関連していた(Bonferroni補正p<4×10~ 4)。さらに,正常体重群で,女子は男子(p=0.006)よりも高いイリシンレベルを持ち,規則的な身体活動に従事している青年は,あまり動かない青年(p=0.0388)より高いレベルイリシンであった。身体活動とイリシンレベル間の関係は肥満青年では観察されなかった。血清イリシンは肥満のリスクと独立して関連と病的代謝パラメータと代謝産物と正に相関した。イリシンレベルは正常体重群の活性と座りがちな青年で高く,肥満群ではしなかった。著者らの知見は,イリシンは,代謝性疾患に重要な役割を果たし,生理病理学的状態によって影響を受ける可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *代謝産物 ,  ボディマスインデックス ,  トリグリセリド ,  ライフスタイル ,  青少年 ,  男性 ,  インスリン抵抗性 ,  *大韓民国 ,  アンケート ,  メタボリックシンドローム ,  インスリン ,  体重 ,  子供 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： *若年 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Irisin ,  脂肪量 ,  Metabolite ,  肥満 ,  小児

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (8件)： 韓国 ,  青年 ,  代謝 ,  代謝産物 ,  プロファイル ,  循環 ,  イリシン ,  関連性