抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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火災拡大や火災安全を定量的に予測するためには火炎や火炎柱の温度や気流速度に関する知見は重要である。そこで,火炎の性状について歴史的な流れを踏まえて紹介した。火炎の温度や気流速度の実験や解析的研究は単独の火災火源を対象として1950年代後半に始まった。1970年代後半には米国国家標準局のMcCaffreyが火炎およびその直上付近の火炎性状に注目した実験を行い,火炎の温度,速度についての相似則を確立し併せてモデル化を行った。さらに,米国の火災保険会社FMRCでは,火災柱が天井下の水平流に変化する場合の性状についてモデル化を行った。これらの研究を通してスプリンクラーや火災感知器の作動予測などが可能になったことを示した。