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J-GLOBAL ID：201702220342410085   整理番号：17A2000370

国際的及びロシアの気候政策の経済全体の影響【Powered by NICT】

Economy-wide effects of international and Russia’s climate policies

著者 (2件)： Orlov Anton (Center for International Climate Research (CICERO), Gaustadalleen 21, 0349 Oslo, Norway) ,  Aaheim Asbjorn (Center for International Climate Research (CICERO), Gaustadalleen 21, 0349 Oslo, Norway)
資料名： Energy Economics  (Energy Economics)
巻： 68  ページ： 466-477  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0757B  ISSN： 0140-9883  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文の目的は,ロシア経済に関する国際気候政策の経済効果とロシアの気候政策ヨーロッパ経済への影響を解析した。著者らの解析は,慣性,不完全部門労働力移動とvintage capital(年度物資本)などを含む一般均衡モデルに基づいており,発電部門の詳細な描写を持っている。国際気候政策は化石燃料の輸出低収入に起因する年間ロシアの民間福祉を1.8%低減できることを見出した。部門レベルでは,ロシアはエネルギー集約商品の生産に比較優位を得ることができる,それら商品のロシアの生産者はそれらの生産と輸出供給を増加させた。これはロシアの炭素漏出をもたらす可能性がある。ガスおよび石油製品の国内消費に対する潜在的補助金の除去0.6%点によるロシアの民間福祉損失を低減し,炭素漏出を除去することができた。それにもかかわらず,ガスおよび石油製品に対する潜在的補助金を除去する2030による公約し排出削減を達成するのに十分ではないかもしれない。,これは石炭消費の望ましくない増加をもたらし,従って,炭素税あるいは排出権取引システムのようないくつかの付加的気候政策が必要である。もロシアの気候政策はヨーロッパに陽性であったが中程度の効果を持つ可能性があることを見出した;特に,リトアニア,スロバキア,ハンガリーのような国はロシアからのガス,原油,石油製品の減少した輸出価格のために有益である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 石油留分 ,  社会福祉 ,  生産者 ,  労働力 ,  化石燃料 ,  発電 ,  石炭 ,  補助金 ,  経済効果 ,  *ロシア連邦
準シソーラス用語： 排出権取引 ,  炭素税 ,  炭素リーケージ ,  一般均衡モデル ,  *気候政策 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 経済全体の影響 ,  NDC ,  パリ協定 ,  EU ,  ロシア ,  CGEモデル

分類 (2件)： エネルギー政策・エネルギー制度  (LA01040K) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E)

タイトルに関連する用語 (3件)： ロシア ,  気候政策 ,  経済