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J-GLOBAL ID:201702220352524247   整理番号:17A1020824

TLR2アゴニストベースワクチンデリバリー系のPEG化は抗原輸送とその後の抗体およびCD8~+T細胞応答の大きさを改善する【Powered by NICT】

PEGylation of a TLR2-agonist-based vaccine delivery system improves antigen trafficking and the magnitude of ensuing antibody and CD8+ T cell responses
著者 (17件):
資料名:
巻: 137  ページ: 61-72  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リポペプチドR_4Pam_2Cysはtoll様受容体-2(TLR2),樹状細胞(DC)のような多くの抗原提示細胞上に発現する重要な病原体関連分子パターン受容体に対する作動薬である。可溶性蛋白質抗原とR_4Pam_2Cysの静電的会合はそれらの免疫原性を有意に増強し,溶液中で適切にアジュバント抗原複合体のサイズを減らすと免疫刺激能力をさらに改善すると思われることを示唆する証拠がある。本研究では,著者らはR_4Pam_2Cysへのポリエチレングリコール(PEG)の取込は,形成された抗原リポペプチド複合体の活性と有効性にどのように影響するか検討した。PEGの存在は,用いたPEGの長さに依存することをワクチン製剤の粒子サイズの減少と溶解度を増加させることを示した。非PEG化R_4Pam_2Cysと比較すると,抗原complexed PEG化R_4Pam_2Cysによる動物のワクチン接種は抗体産生が有意に高い抗原特異的CD8~+T細胞応答の改善だけでなくなった。両リポペプチドはDC成熟を誘導し,T細胞に抗原取込と提示を容易にする類似のin vitro能力を示した。,リポペプチドで処理したDCから得られたトランスクリプトームの解析は類似した転写発現レベルと多数の一般的に誘導される遺伝子を明らかにした,共通のシグナル伝達経路とプロセスは,リポペプチドによる活性化後に従事していたことを示唆した。in vivo分析は抗原complexed PEG化R_4Pam_2Cysによるワクチン接種はT細胞への改善された抗原提示をもたらしたことを明らかにした。これら応答は長期抗原持続性に起因する注射部位短期間での流入領域リンパ節への抗原のより迅速な輸送に起因するがなかった。著者らの結果は,PEG化によって形成された抗原TLR2アゴニスト複合体のサイズを減少させる作動薬の活性を損なわないことを示しているが実際にin vivoでのその輸送最終的に改良された液性および細胞性免疫応答を高めることになった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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免疫反応一般  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  医用素材 
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