文献

J-GLOBAL ID：201702220428374766   整理番号：17A1720995

スピン移動トルクを通した歪が媒介した磁化反転【Powered by NICT】

Strain-Mediated Magnetization Reversal Through Spin-Transfer Torque

著者 (3件)： Kani Nickvash (School of Electrical and Computer Engineering, Georgia Institute of Technology, Atlanta, GA, USA) ,  Heron John T. (Department of Materials Science and Engineering, University of Michigan, Ann Arbor, MI, USA) ,  Naeemi Azad (School of Electrical and Computer Engineering, Georgia Institute of Technology, Atlanta, GA, USA)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 53  号： 11  ページ： ROMBUNNO.4300808.1-8  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の実験は,機械的歪の利用による薄膜ナノ磁石のエネルギー景観への異方性エネルギーを導入する能力を示した。この歪誘起異方性が十分大きいと仮定して,ナノ磁性体の低エネルギー状態は変化し,与えられた軸に沿った磁化を初期化するために用いることができる。この効果を利用して,著者らは,スピン移動トルク(STT)を介したナノ磁性体反転のよりエネルギー効率的な方法を提案した。これは高エネルギー状態へ磁化を初期化すると,適切なエネルギー盆地における磁化をへの短い電流パルスを適用することにより達成される。広範な数値シミュレーションを用いて,このタイプの反転の分析定性的及び熱雑音の存在下での信頼性のある機能性のための最適パラメータを見出した。公称STT反転の初期部分を否定するにもかかわらず,STTは初期エネルギー盆地の制動トルクと戦う必要があるので,提案した歪反転に必要なスピン電流の大きさは公称の場合に等価であることを示した。しかし,歪meditated反転は,大きなエネルギー節約を可能にする信頼性のある運転に必要なスピン電流パルス幅を最小化することにより有益である。歪異方性であるナノ磁性体の内部自由軸異方性よりも有意に大きいと仮定して,歪反転は公称STT反転による10×エネルギー削減を提供する。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： エネルギー効率 ,  熱雑音 ,  シミュレーション ,  薄膜 ,  省エネルギー ,  信頼性 ,  盆地 ,  *磁化反転 ,  パルス幅 ,  異方性 ,  *トルク
準シソーラス用語： スピン電流 ,  数値シミュレーション ,  パルス電流 ,  ナノ磁石 ,  *スピントルク , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 磁性材料  (NA04040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： スピン移動トルク ,  歪 ,  磁化反転