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J-GLOBAL ID：201702220432703082   整理番号：17A0976646

制御雰囲気下におけるホウ化処理した純モリブデンの特性評価

Characterization of Borided Pure Molybdenum Under Controlled Atmosphere

著者 (2件)： AKCA Beguem (Suleyman Demirel Univ., Isparta, TUR) ,  CALIK Adnan (Suleyman Demirel Univ., Isparta, TUR)
資料名： Protection of Metals and Physical Chemistry of Surfaces  (Protection of Metals and Physical Chemistry of Surfaces)
巻： 53  号： 3  ページ： 511-517  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： W1019A  ISSN： 2070-2051  CODEN： PTNMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホウ化処理した純モリブデンの微細組織とホウ化機構について調査した。ホウ化層厚さに及ぼすホウ化温度と時間の効果について調べた。市販のホウ化剤を用いた粉末パック法によりホウ化処理を行った。処理温度は1273及び1373K,時間は2,4,6及び8時間,アルゴンガス雰囲気とした。ホウ化層断面のSEM観察,EDSによる元素分析,XRDによる相解析を行い,マイクロビッカース硬さを測定した。ホウ化層の厚さは温度及び時間の増加と共に増加したが,温度の影響が強かった。ホウ化層の形態は鋸歯状に母材に密着しており,気孔や亀裂は存在しなかったが,1373K,8時間処理では微視的亀裂が認められた。ホウ化層はMoB及びMo₂Bから成っていた。ホウ化層の硬さは純モリブデンのそれよりも大きく増加した。ホウ化層の厚さは放物線則に従い,ホウ化処理の活性化エネルギーは248kJ/molであった。

シソーラス用語： *モリブデン ,  純金属 ,  *ホウ化処理 ,  *硬化層 ,  加熱温度 ,  保持時間 ,  層厚 ,  雰囲気 ,  アルゴン ,  元素分析 ,  微小硬さ ,  温度依存性 ,  密着性 ,  微小亀裂 ,  モリブデン化合物 ,  ホウ化物 ,  放物線 ,  活性化エネルギー

分類 (1件)： 表面硬化熱処理  (WC03030E)

タイトルに関連する用語 (3件)： ホウ化処理 ,  モリブデン ,  特性評価