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J-GLOBAL ID:201702220434558387   整理番号:17A1381391

FSH受容器結合阻害剤はヒツジCOCの体外成熟中のエストロゲン産生,受容体発現とシグナル伝達経路に影響を及ぼす【Powered by NICT】

FSH receptor binding inhibitor influences estrogen production, receptor expression and signal pathway during in vitro maturation of sheep COCs
著者 (7件):
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巻: 101  ページ: 144-150  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1189A  ISSN: 0093-691X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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卵胞刺激ホルモン(FSH)は卵胞液と卵胞発達の分泌を促進する。FSHは同族FSH受容体(FSHR)を介して作用する。in vitro成熟(IVM)培地へのFSH受容体結合阻害剤(FRBI)の補給がヒツジの卵母細胞のエストロゲン受容体の発現とシグナル伝達経路に影響するかどうかは不明のままである。本研究では,ヒツジか粒膜細胞の卵母細胞のイノシトールトリスりん酸(IP3)及び蛋白質キナーゼA(PKA)に及ぼすFRBI効果を調べるために,さらにFRBI効果のシグナル経路を明らかにした。卵丘卵母細胞複合体(COCs)は胞状卵胞から回収された。COCsを様々な濃度FRBI(0 10 20 30および40μg/mL),FSH(10IU/mL)を添加したIVM培地で24時間培養した。ELISAはIVM培地中のエストラジオール(E2)とIP3の濃度を測定した。ウエスタンブロットは,か粒膜細胞のCOCsのERβ及び蛋白質キナーゼA(PKA)の蛋白質発現を検出するために利用した。結果はFRBI3とFRBI4基のIP3濃度は22hと24hでのCGおよびFSH群のそれ(P<0.05)以下を示した。FRBI3とFRBI4基のPKAレベルはCGおよびFSH群(P<0.05またはP<0.01)のそれより有意に少なかった。FRBI処理群のERβmRNAと蛋白質の発現レベルは,CGおよびFSH群と比較して徐々に減少した。最小値はFRBI4群で検出された。FRBI4群のERβ蛋白質レベルはFSH群(P<0.05)のそれよりも有意に少なかった。FRBI処置群のE2濃度はCGと比較して上昇しており,FRBI2群(P<0.05)の最高増加であった。著者らの結果は,FRBI減少IP3産生の高用量を明らかにした。FRBIは顆粒膜細胞のERβmRNAの僅かな発現レベルとCOCとPKAの蛋白質を抑制することができ,さらにヒツジCOCのE2産生は増加した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生殖器官  ,  豚 

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