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J-GLOBAL ID:201702220502762713   整理番号:17A1122890

Fe酸化物に富むカオリナイト質土壌粘土の分散性促進剤としてのけい酸【Powered by NICT】

Silicic acid as a dispersibility enhancer in a Fe-oxide-rich kaolinitic soil clay
著者 (7件):
資料名:
巻: 286  ページ: 8-14  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0256B  ISSN: 0016-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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土壌中では,分散は表面流出と浸出による粘土サイズ粒子の損失,土壌劣化をもたらす先行する重要なステップである。けい酸は土壌溶液では一般的であるという事実にもかかわらず,土壌中の微細粒子の凝集安定性に及ぼすその影響を詳述されていない。ここでは,懸濁液中の粒子の検討のための粒子サイジングと試験管実験のための動的光散乱を組合せて異なるpH値でFe酸化物(8.5%)に富むカオリナイト質土壌粘土画分の分散に及ぼすケイ酸の影響を調べた。粘土画分に及ぼすケイ酸の吸着はpH範囲2~11でゼータ電位(ζ)測定によって表面電荷へのバッチ吸着実験と効果によって特性化した。粘土と共存するFe酸化物に吸着したケイ酸,,ゼータ電位はより負にする,そして,それによって粘土画分の凝集を阻害することを見出した。ケイ酸は,4~6のpH範囲で分散を維持するためにその最も有効性を示した。このpH範囲を超えて,分散は強く好むか,あるいは抑制した,分散に対するケイ酸の効果は不明瞭であった。土壌におけるケイ酸の遍在的存在が与えられた時,凝集安定性に及ぼすその影響に関する著者らの知見は,酸性土壌の保存のための重要な意味を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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土壌化学 

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