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J-GLOBAL ID：201702220564901189   整理番号：17A0539155

セキュリティインディケータの改善によるなりすましメール対策の提案と評価

Improving Security Indicator toward Mitigation of Spear-Phishing E-mail Threats

著者 (3件)： 伊藤俊一郎 (奈良先端科学技術大学院大) ,  小林和真 (奈良先端科学技術大学院大) ,  門林雄基 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 522(ICSS2016 46-72)  ページ： 67-72  発行年： 2017年03月06日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： なりすましメールを手段としたサイバー攻撃の脅威が拡大している。既存対策では,メール送信者の認証結果をメール受信者に通知する,セキュリティインディケータが表示される。しかし,その有効性は充分に議論されていない。本研究では,画像を用いたセキュリティインディケータを提案するとともに,Webアンケートを利用したユーザ調査により,提案手法と既存対策のセキュリティインディケータを評価する。アンケート結果の分析により,提案手法は視認性等の面で優れ,またメール確認時にストレスを感じているユーザには,認知的負荷の少ないセキュリティインディケータが効果的であることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *セキュリティ ,  *指示計 ,  *攻撃行動 ,  *電子メール ,  *対策 ,  画像 ,  アンケート ,  利用調査 ,  認証 ,  性能 ,  負荷 ,  サイバー攻撃
準シソーラス用語： *成り済し ,  *情報セキュリティ対策 ,  Webアンケート ,  視認性 ,  認知負荷

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (14件)：

• 情報処理推進機構セキュリティセンター.情報セキュリティ10大脅威2016個人と組織で異なる脅威、立場ごとに適切な対応を. https://www.ipa.ga.jp/files/000051691.pdf.(2016年8月9日閲覧).
• フィッシング対策協議会.フィッシングに関するニュース. https://www.antiphishing.jp/news/.(2017年1月31日閲覧).
• D. Scott Kitterman. Sender policy framework (spf) for authorizing use of domains in email. Technical report, RFC 7208, 2014.
• Murray Kucherawy, Dave Crocker, and Tony Hansen. Domainkeys identified mail (dkim) signatures. Technical report, RFC 6376, 2011.
• Mozilla Foundation. DKIM Verifier. https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/dkim-verifier/.(2017年1月10日閲覧).

タイトルに関連する用語 (7件)： セキュリティ ,  インディケータ ,  なりすまし ,  メール ,  対策 ,  提案 ,  評価