抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オランダにおける高速自転車ルート(SFR)を対象に,そのデザインの詳細を検証した。その結果,一般の自転車走行空間とは異なるSFRに特有な指針と実践が確認され,また,SFRに特有な課題も明らかになった。ルート選択について『高速自転車ルートのためのインスピレーション・ブック』(2014年発行のデザイン指針)は,直線性の高いルートを求め,事実,調査事例は主として鉄道沿いに直線性の高いルートを実現していた。ただし,既存の自転車道や車道を利用するリ・サイクリングを基本とすることから,直線から振れている区間も確認された。『インスピレーション』は交差点の形態として立体交差,SFRに優先通行権のある交差点,及びラウンドアバウトの3形態を挙げており,調査事例では優先通行権が多用されていた。