抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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英国政府は,第五世代(5G)のモバイル通信技術に関し,1600億ユーロを追加出資して,サリー大学を中核とする,「ナショナル5Gイノベーションネットワーク」の創出を決定した。5Gの別名は,LTE-Advancedで,高速・大容量になることは想定されるが,その標準の内容に関する合意は,まだできていない。ITUがベンチマークとして考えているのは,最大ダウンロード速度は最低でも20Gbpsで,最大アップロード速度が10Gbpsである。Nokia社は2016年末までに,中間解の,4.5GPro(4Gの10倍速)を発売し,続いて4.9Gを発売すると発表した。米国では,AT&T社およびVerizon社が5Gを試行している。Ericsson,Orange,NTT Docomo,Samsung各社でも同様な研究が行われている。5Gの到来が産業を変化させる5様相には,より高速にデータを全員に提供すること,IoTのブレーキを外すこと,真の自律自動車の実現,仮想・拡張および混合現実感の実現,触覚インタフェイスの実現が含まれる。本稿はこれらについて紹介した。