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J-GLOBAL ID:201702220596218966   整理番号:17A0499757

乾燥状態下でアンモニアに曝露したα-ピネン二次有機エアロゾル粒子の性質および挙動

The properties and behavior of α-pinene secondary organic aerosol particles exposed to ammonia under dry conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 6497-6507  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二次有機エアロゾル(SOA)の化学変換やエイジングは,その物理的性質や化学的性質を,粒子形態も含め変化させる。アンモニアは,大気中の一般的な反応性成分の1つであり,SOA粒子と反応して,SOA粒子の特性や挙動を変化させる。相対湿度が低いとき,α-ピネンSOA粒子によるNH3の取り込みは,粒子表面に限定されると考えれられ,反応した粒子は均一ではなく,複雑な形態をとっているであろうと示唆される。本稿では,α-ピネンSOA粒子の組成,密度,形態,そして蒸発速度に対するアンモニアの効果について,詳細なキャラクタリゼーションを行うことを目的とした研究を示す。少量のNH3が粒子バルクを通じて拡散・反応し,同時にアンモニアと結合した生成物の大部分が,NH3とカルボン酸の粒子表面における反応によって生じ,粒子サイズをわずかに増大させることを明らかにした。反応生成物が,数ナノメートルの厚さの準揮発性固体被膜を形成することを示した。この固体被膜により,凝固した粒子の合体を2日以上防ぐ。しかし気相を希釈すると,この準揮発性被膜は数分で蒸発し,続いて急速な合体が起きる。粒子バルク中のアンモニア反応生成物は,粒子の蒸発速度に影響を及ぼしており,アンモニア反応生成物の比率が高い,より小さな粒子に対してはさらに顕著な影響を及ぼす。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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粒状物調査測定  ,  質量分析 
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