文献

J-GLOBAL ID：201702220647805475   整理番号：17A1833166

効率的なペロブスカイト太陽電池のためのMgO被覆コンパクトTiO_2上に成長させた熱水TiO_2ナノロッドアレイ【Powered by NICT】

TiO₂ nanorod arrays hydrothermally grown on MgO-coated compact TiO₂ for efficient perovskite solar cells

著者 (7件)： Chen Wenhan (Engineering Research Center for Nanophotonics & Advanced Instrument, Ministry of Education, School of Physics and Materials Science, East China Normal University, North Zhongshan Rd. 3663, Shanghai 200062, P. R. China. [e-mail]) ,  Luo Qi ,  Deng Xueshuang ,  Zheng Jianfeng ,  Zhang Chenxi ,  Chen Xiaohong ,  Huang Sumei
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 85  ページ： 54068-54077  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電子輸送層の形態はメソスコピックペロブスカイト太陽電池(PSC)のデバイス構造および電子過程に大きな影響を与える。本研究では,超薄MgOはコンパクトなTiO_2(c TiO_2)の表面に被覆した。MgO被覆C TiO_2は最初に高分子太陽電池(PSC)デバイスのための一次元(1D)TiO_2ナノロッド(NR)アレイを成長させる水熱種子として使用されている。Ti前駆体としてチタン酸テトラブチル(TBT)を用いた容易なソルボサーマル法により作製したルチルナノロッドアレイ。TiO_2NRアレイの微細構造と形態,ナノロッドの直径,長さ,と面積密度を含む,0.3M~0.7M.さらにからのTBT濃度を制御することによって変化させ,ペロブスカイト/チタニアナノロッド界面でペロブスカイトCH_3NH_3PbI_3,電荷分離と再結合の細孔充填に及ぼすMgO改質とチタニアナノロッド形態の大きな影響を調べた。著者らの結果は,Ti前駆体濃度が1D TiO_2NRアレイ素子の開放電圧(V_OC),短絡電流密度(J_SC),充填因子(FF)に強く影響することを明らかにした。MgO被覆と0.4M TBTで最適化された条件下で,1D TiO_2NRをチャンピオン細胞はJ_SC=22.01mA cm~ 2V_OC=1.06V,FF=0.73と17.03%の電力変換効率(PCE)を示した。同じ作製条件の下で,MgO修飾はMgO被覆なしPSC用MgOを被覆したPSCの16.24%に平均PCEを増強する13.38%であった。素子は,性能の約18%の改善,主に開回路電圧と曲線因子の増大に起因することを示した。さらに,有利に,MgO修飾は走査方向に対して電流密度-電圧(J V)ヒステリシスを減少させ,非カプセル化細胞のUV安定性を改善することが分かった。それ故,本研究は,効率的で安定な一次元TiO_2ナノロッドアレーベースペロブスカイト太陽電池を作製するための有望なアプローチを提案した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 電流密度 ,  前駆体 ,  一次元 ,  再結合 ,  素子構造 ,  *被覆 ,  電圧 ,  *酸化マグネシウム ,  *チタン ,  *ナノロッド ,  *太陽電池
準シソーラス用語： 電力変換効率 ,  開回路電圧 ,  電子輸送層 ,  *ナノロッドアレイ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (6件)： ペロブスカイト太陽電池 ,  MgO ,  コンパクト ,  成長 ,  熱水 ,  ナノロッドアレイ