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J-GLOBAL ID:201702220689594455   整理番号:17A1041467

南極成層圏のCN層の核形成モデリングと硫酸プロファイル導出

Nucleation modeling of the Antarctic stratospheric CN layer and derivation of sulfuric acid profiles
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号: 12  ページ: 7581-7591 (WEB ONLY)  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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7月~10月の南極成層圏の凝結核(CN)の長期気球搭載測定の最近の解析は,既存粒子のバックグラウンド内での高度21~27kmにおける揮発性CN層形成を明らかにした。沈下する気塊中のこれらCNをシミュレーションし,その核生成と凝結の特性を調べるため,核形成モデルSAWNUCを用いた。著者等のシミュレーションは,CN層発達が中性硫酸-水核形成で説明できるとする最近の解析結果を裏付け,CN層の外で測定されたCN濃度が,凝結と気塊の沈下を考えるだけで再現できることを示した。イオン誘発核形成が,高い温度での支配的形成過程と想定されるが,それは,荷電クラスタがあまりに速く再結合するため,CN層形成で重要な役割を果たさない。更に,CN層形成の硫酸濃度を求めた。著者等のシミュレーションが,核形成クラスタがCN粒度まで成長しなければならず,既存粒子と凝固できることで,著者等の濃度は過去に示された濃度より約1桁高かった。最後に,どの硫酸濃度が核形成と観察できる粒度への成長に必要かを示す,敷居硫酸プロファイルを計算した。これらの敷居プロファイルは,CN層の外での実際の硫酸の上限を表わした。著者等のプロファイルに従うと,硫酸濃度は南極の冬に中緯度平均以下であるが,CN層形成では中緯度平均を超えると考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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雲と降水の微物理  ,  成層圏・中間圏 

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