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J-GLOBAL ID：201702220815461045   整理番号：17A1306448

これからのエネルギー貯蔵技術 蓄熱温度を選択できるセラミックス系潜熱蓄熱材料

著者 (1件)： 新高誠司 (足利工大 共通教セ)
資料名： 太陽エネルギー  (Journal of JSES)
巻： 43  号： 5  ページ： 45-50  発行年： 2017年09月30日 
JST資料番号： G0259A  ISSN： 0388-9564  CODEN： TAENAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 蓄熱温度を自由に選択できる新しいタイプのセラミックス系潜熱蓄熱材料を開発したので紹介した。二酸化バナジウムの固溶系の蓄熱材料は氷点下以下の温度から200°Cを超えるまでの温度域の選択した温度で温度を保持できる。本材料は従来用いられた固液相転移ではなく,固体中の電子が引き起こす電子相転移を利用しており,材料特性は従来の蓄熱材料と大きく異なっている。二酸化バナジウムの固溶系の合成方法を紹介し,転移熱の熱量評価測定結果,蓄熱特性に関するテストデータなどを報告した。開発した蓄熱材料は新技術の開発を促し,新しい用途を生み出すキーマテリアルとなる可能性がある。

シソーラス用語： *蓄熱材 ,  *潜熱 ,  *酸化バナジウム ,  セラミック ,  凝固点 ,  高温 ,  特性 ,  相転移 ,  電子構造 ,  置換 ,  タングステン ,  クロム
準シソーラス用語： 材料特性 ,  潜熱蓄熱材 ,  電子相転移 ,  二酸化バナジウム

分類 (1件)： エネルギー貯蔵  (LC02000F)

引用文献 (2件)：

• 特許 第5688725号
• 特許 第6153194号

タイトルに関連する用語 (4件)： エネルギー貯蔵 ,  蓄熱 ,  セラミックス ,  潜熱蓄熱材料