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J-GLOBAL ID：201702220880784011   整理番号：17A0479692

海洋微生物解析による沿岸漁業被害の予測・抑制技術の開発 第2編 微生物相に基づく漁業被害の発生予測・抑制技術の開発 第1章 微生物相のモニタリング解析と赤潮等発生予測手法の開発 2 八代海南部海域の赤潮原因プランクトンのモニタリング

著者 (4件)： 中島広樹 (鹿児島県水産技術開発セ) ,  保科圭佑 (鹿児島県水産技術開発セ) ,  西広海 (鹿児島県水産技術開発セ) ,  矢野浩一 (鹿児島県水産技術開発セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 568  ページ： 60-64  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)八代海南部海域2定点で,2011年から2015年の間に計58回の採水を行い,総計1,006試料を関連する課題に送付した。本調査期間中,シャットネラ属の発生は概ね5月下旬から9月下旬に確認されたが,赤潮は形成されなかった。競合種である珪藻類の優占,水温及び栄養塩濃度が不適であったことから大増殖につながらなかったと考えられる。(イ)鹿児島湾2定点で,2012年から2015年の間に計24回の採水を行い,総計132試料を関連する課題に送付した。本調査期間中,シャットネラ属の発生は概ね4月下旬から6月下旬に確認され,2013年から2015年は本属赤潮が形成された。競合種である珪藻類の優占により本属赤潮は小規模な発生となり,大増殖する環境が整っていなかったと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *赤潮 ,  *プランクトン ,  監視 ,  Chattonella ,  珪藻類 ,  生物相互作用 ,  取水
準シソーラス用語： 栄養塩濃度 ,  微生物増殖 ,  八代海 ,  鹿児島湾

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  プランクトン  (FH02050R)

タイトルに関連する用語 (15件)： 海洋微生物 ,  解析 ,  沿岸 ,  漁業被害 ,  予測 ,  開発 ,  微生物相 ,  発生予測 ,  モニタリング ,  赤潮 ,  予測手法 ,  八代海 ,  海域 ,  原因 ,  プランクトン