文献
J-GLOBAL ID:201702220887297482   整理番号:17A0381926

全身性エリテマトーデスおよび多発性硬化症における細胞外小胞のT細胞活性化および分化の調節ならびに病原性の役割

Regulation of T Cell Activation and Differentiation by Extracellular Vesicles and Their Pathogenic Role in Systemic Lupus Erythematosus and Multiple Sclerosis
著者 (2件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自己反応性組織浸潤エフェクターT細胞が,自己免疫疾患(通常,Th1およびTh17サブセットによって支配される)において誘導および持続される方法は,依然としてほとんど知られていない。臓器特異的自己免疫では,リンパ節の樹状細胞(DC)によって最初に活性化された自己反応性T細胞が移動し,標的組織に浸潤する,そこでは末梢組織抗原による再活性化がエフェクターのサイトカイン産生および組織破壊の前提条件となる。同種の抗原提示細胞(APC)に遭遇するT細胞によって形成された免疫シナプスにおける局所的な微小環境と同様に,標的組織微小環境は,最近,自己反応性エフェクターT細胞の分化および機能を形成する上で重要な因子として浮上し,それらの活性化に必要なシグナルを自己抗原およびサイトカイン環境の形態で提供している。さらに,特定の微小環境に依存して,自己反応性エフェクターT細胞は,その表現型を変化させる能力,特に最も高い不安定性を特徴とするTh17および調節性T(Treg)細胞を変化させる能力を持つ。これに関連して,細胞由来の細胞外小胞,すなわち細胞質タンパク質を有する小胞,およびリン脂質二重層によって保護された核酸,ならびに生物学的液体によって身体全体に広がる能力を有する膜結合タンパク質が,細胞間コミュニケーションおよび微環境の調節における重要なメディエーターである。このレビューでは,特定のエフェクターに対するCD4+T細胞の分化を異なるステップで細胞外小胞(EV)と関与する最近の知見をTh17/Tregバランスとその全身性エリテマトーデスおよび多発性硬化症の変化に焦点をあてて考察する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫反応一般  ,  細胞生理一般 

前のページに戻る