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J-GLOBAL ID:201702220892437472   整理番号:17A0961936

塩化チオニルのν2およびν5回転振動基本バンドの高分解能研究:進化アルゴリズムと線単位解析の相互作用

High resolution study of the ν2 and ν5 rovibrational fundamental bands of thionyl chloride: Interplay of an evolutionary algorithm and a line-by-line analysis
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資料名:
巻: 147  号:ページ: 054303-054303-13  発行年: 2017年08月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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SOLEILのAILESビームラインでシンクロトロン放射を利用したFT-far-IR分光器を用いて,420cm-1-550cm-1領域で塩化チオニル(SOCl2)のν2およびν5基本バンドを測定した。SOCl2回転振動バンドの高密度とSOCl2の残留水による加水分解によって生成される二酸化硫黄のν2基本バンドの存在のために,スペクトルの高い密集により単純な線単位解析が複雑になる。この困難を克服するために,主な同位体置換体32S16O35Cl2および32S16O35Cl37Clの割り当て手続きを,大域最適化技術によるスペクトルの直接フィットと従来の線単位分析との間で交互に行った。進化アルゴリズムに基づく大域最適化は,後続の分光分析のための有用な開始値として役立つ回転定数およびバンド中心を生成する。この研究は,Martin-Drumelらのv2=1およびv5=1の振動状態[J.Chem.Phys.144,084305(2016)]における32S16O35Cl2の純粋な回転サブミリ波スペクトルを同定するのに役立った。副産物として,v4=1遠赤外線不活性状態の回転遷移をサブミリ波スペクトルで確認した。塩化チオニルのマイクロ波,サブミリ波,および遠赤外線のデータをすべて収集する大域的フィットを行い,分子の主要な同位体置換体に回転振動エネルギー準位の大きな摂動が発生しないことを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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一般及び無機化合物のラジオ波・マイクロ波スペクトル(分子)  ,  無機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  ,  物理化学一般 

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