文献
J-GLOBAL ID:201702220911532910   整理番号:17A0025214

インド,西ベンガルにおけるヒ素曝露集団における血しょう-アミノチオールの状態及び全ホモシステインとビタミンB群の逆相関

Plasma-aminothiols status and inverse correlation of total homocysteine with B-vitamins in arsenic exposed population of West Bengal, India
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号: 11-12  ページ: 962-973  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: A0036A  ISSN: 1093-4529  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
慢性的ヒ素毒性は,全世界で重大な環境衛生問題となっている。バングラデシュ及びインド(特に西ベンガル州)は,この問題の影響を最も厳しく受けている国である。本研究では,インド,西ベンガルのヒ素曝露集団におけるL-システイン(L-Cys),システイニルグリシン(Cys-gly)全ホモシステイン(t-Hcy)及びグルタチオン(GSH)のような血しょう-アミノチオール類(p-アミノチオール類)の状態及びt-HcyとビタミンB群(B<sub>1</sub>,B<sub>6</sub>,B<sub>9</sub>,B<sub>12</sub>)との逆相関について報告した。逆相HPLCを用いて,異なるヒ素曝露集団の,p-アミノチオール類及び血清ビタミンB群を測定した。飲料水及び尿中のヒ素を,それぞれ,FIAS-AAS及びTHGA-AASによって測定した。水中ヒ素への曝露は,50%の集団で>50μg/Lで,そのうち大部分(33.58%)は>50~500μg/Lに属し,8%以上が>1000μg/Lであった。尿中ヒ素(μg/gクレアチニン)濃度は,ヒ素曝露と共に増大した。飲料水中のヒ素に対する曝露度が高いほどp-アミノチオール類間の変動性を認めた。血しょうL-Cysについては,曝露群と標準区群の間に有意な差異を認めた。飲料水中の<50及び>50μg/Lヒ素に曝露した集団の間にビタミンB群の有意な差異を認めた。水中ヒ素の消費増大につれてB<sub>9</sub>及びB<sub>12</sub>の欠乏が,ヒ素曝露集団間で一般的な貧血状態を強める。アミノチオールの状態は,曝露集団における酸化ストレスを示唆した。本研究では,血しょうt-Hcyの漸進的増大及び血清ビタミンB群と水中ヒ素濃度増大の逆相関を提示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  環境衛生,公害対策一般  ,  人間に対する影響  ,  疫学  ,  水質汚濁一般  ,  上水道工学・用水処理一般 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る