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J-GLOBAL ID:201702220917586003   整理番号:17A0588610

抗PD-1応答に関連するT細胞賦活化と腫瘍量の割合

T-cell invigoration to tumour burden ratio associated with anti-PD-1 response
著者 (36件):
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巻: 545  号: 7652  ページ: 60-65  発行年: 2017年05月04日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒト黒色腫では,PD-1(programmed cell death1)の阻害に基づく単剤療法が成功しているにもかかわらず,ほとんどの患者は長期的な臨床的恩恵を受けていない。腫瘍にすでに存在しているT細胞の浸潤およびPD-L1の存在の両方またはどちらかが,臨床反応の指標として使える可能性がある。しかし,PD-1阻害の機構を理解するための血液に基づいたプロファイリングはあまり研究されていない。今回我々は,PD-1を標的とする抗体ペンブロリズマブを用いた治療前後のステージIVの黒色腫患者由来の末梢血の免疫プロファイリングを用い,循環している疲弊表現型CD8T細胞(Tex細胞)における薬物動態変化を明らかにする。患者のほとんどはペンブロリズマブに対する免疫学的応答を示した。多くの患者で治療が成功していないのは,単に免疫再賦活化を誘導できなかったためではなく,むしろT細胞再賦活化と腫瘍量との間の不均衡に起因していた。治療前の腫瘍量に対応して決定される循環Tex細胞の再賦活化の規模は,臨床応答と相関した。治療前の疾病負荷に対して調整された,機構的に関連した循環T細胞亜集団に焦点を合わせたプロファイリングによって,我々は,臨床的に利用しやすいPD-1阻害の応答性の治療時予測因子を明らかにするCopyright Nature Japan KK 2017
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  腫ようの薬物療法 

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