抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本連載記事では,原子力発電の歴史を過去から辿り直し,その正当性の根拠として主張されていた原子力の特徴が今日もなお有効であるかを再検証し,発電技術としての将来性を検討する。本稿では,原子力発電をビジネスの観点から考察した。原子力発電で巨万の富を築いた実業家は存在せず,原子力発電はビジネスとしてはかなり経営が難しいと思われる。まず,米国における原子力エネルギーの最新事情を紹介した。次に,核燃料を供給する「フロントエンド」のビジネスに関連して,ウランの供給と濃縮を論じた。続いて,原子力ルネサンスと題して,チェルノブイリ原発事故以後の米国の原子力発電事業の経営の大きな改善について論じた。