文献

J-GLOBAL ID：201702220987626669   整理番号：17A0518090

一体型の787~950GHz低雑音バランスドSISミキサ

Low-noise integrated balanced SIS mixer for 787-950 GHz

著者 (9件)： FUJII Yasunori (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  KOJIMA Takafumi (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  GONZALEZ Alvaro (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  ASAYAMA Shin’ichiro (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  KROUG Matthias (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  KANEKO Keiko (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  OGAWA Hideo (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  UZAWA Yoshinori (National Inst. of Information and Communications Technol., Tokyo, JPN) ,  UZAWA Yoshinori (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN)
資料名： Superconductor Science and Technology  (Superconductor Science and Technology)
巻： 30  号： 2  ページ： 024001,1-13  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： T0607A  ISSN： 0953-2048  CODEN： SUSTEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ALMA(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)バンド10(787~950GHz)コールドカートリッジアセンブリに据え付けることができる一体型低雑音バランスドSISミキサを設計・製作し,試験を行った。低雑音バランスドSISミキサにより増幅器/逓倍器連結源と関連した局部発振器(LO)サイドバンド雑音の受信機雑音温度への寄与を低減させる。一体化したRF導波管90°ハイブリッドカプラでは数値シミュレーションで最適化した四つのワイドスロットを有するブランチラインを使用した。受信機をALMAバンド10ウォームカートリッジアセンブリ,周波数逓倍WバンドGunn発信器,およびマイクロ波シンセサイザによる三つの局部発振器(LO)源で試験した。受信機雑音温度,LO雑音除去比,およびLO雑音温度を,799~938GHzのLO周波数内で,4~12GHzのIF帯域幅にわたり,各LO源について測定した。受信機は,受信機フロントにおける損失の補正なしで,約200Kの二重サイドバンド雑音温度を示した。LO雑音除去比は測定した周波数領域内で15dB以上と見積もった。

シソーラス用語： *周波数混合 ,  SIS構造 ,  超伝導体 ,  局部発振器 ,  受信機 ,  雑音温度 ,  雑音除去 ,  雑音 ,  側波帯 ,  ハイブリッド結合器 ,  テラヘルツ波 ,  *電波望遠鏡 ,  干渉計
準シソーラス用語： ALMA【干渉計】 ,  *SISミキサ ,  バランスドSISミキサ ,  超伝導ミキサ ,  低雑音

分類 (3件)： Josephson接合・素子  (BM04043E) ,  その他の通信応用  (ND15000K) ,  天文学・天体物理学一般  (DB03000B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 低雑音 ,  SISミキサ