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J-GLOBAL ID：201702221005200457   整理番号：17A0499522

DNA合成を実時間監視するための単分子FRETセンサ

A single-molecule FRET sensor for monitoring DNA synthesis in real time

著者 (4件)： Fijen Carel (Laboratory of Biophysics, Wageningen University and Research, Stippeneng 4, Wageningen, 6708 WE, The Netherlands. [e-mail]) ,  Monton Silva Alejandro ,  Hochkoeppler Alejandro ,  Hohlbein Johannes
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 6  ページ： 4222-4230  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNA重合を実時間に単分子レベルで監査するための多目的DNAアッセイおよびフレームワークを開発した。このアッセイは,単一鎖上にドナーフルオロホアを,標識化DNAテンプレートへと下流オーバハングにアニールした,アクセプタ標識化DNAプライマから構成した。DNAポリメラーゼを用いてプライマを伸張すると,テンプレートのオーバハングは,その配座をランダムコイルから二重鎖DNAのカノニカル構造へと変化した。この配座変化は,ドナーとアクセプタフルオロホア間の距離を増加し,両フルオロホア間のFoerster共鳴エネルギー移動(FRET)効率の低下として検出可能であった。注目すべきことに,DNAアッセイはDNAポリメラーゼに何らの変性も必要とせず,単純にも拘らずロバスト的な分光読み取りにて,従来の蛍光光度計またはストップトフロー装置での測定が可能で,単分子FRETにより,DNA合成の処理可能性などのパラメータが追加的に利用可能となり,試験した3種類のDNAポリメラーゼの一つでは,DNAポリメラーゼのDNAへの結合および解離の検出ができた。さらに,単一塩基によるプライマ伸張も解像可能であることを実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 追跡 ,  *DNA合成 ,  *蛍光共鳴エネルギー移動 ,  *蛍光センサ ,  *発色団 ,  突起部 ,  標識 ,  オリゴヌクレオチド ,  プライマー【遺伝】 ,  *DNAポリメラーゼ ,  ランダムコイル構造 ,  DNA【核酸】 ,  統計集団 ,  配座転移 ,  *ドナー-アクセプタ対 ,  蛍光計 ,  ストップトフロー法 ,  *バイオセンサ ,  蛍光顕微鏡 ,  確率モデル ,  ヒストグラム
準シソーラス用語： *DNAセンサ ,  DNAプライマ ,  Markovモデル ,  TIRFM ,  オーバハング ,  カノニカル集合 ,  *フルオロホア ,  二重鎖DNA ,  実時間追跡 ,  単分子

分類 (4件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  分析機器  (CC02020S) ,  生体計測・解析一般  (EL03010R)

タイトルに関連する用語 (4件)： DNA合成 ,  実時間 ,  単分子 ,  FRET