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J-GLOBAL ID：201702221011300542   整理番号：17A1311212

海洋前線風速の最小値とその成因【JST・京大機械翻訳】

SURFACE WIND MINIMUM ALONG THE SST FRONTS AND ITS CAUSE

著者 (3件)： Zhou Yan (南京信息工程大学气象災害預報預警与評估協同創新中心和气象災害教育部重点実験室,江蘇南京,210044) ,  Liu Xuanfei (南京信息工程大学气象災害預報預警与評估協同創新中心和气象災害教育部重点実験室,江蘇南京,210044) ,  Li Zhi (南京信息工程大学气象災害預報預警与評估協同創新中心和气象災害教育部重点実験室,江蘇南京,210044)
資料名： Redai Qixiang Xuebao  (Redai Qixiang Xuebao)
巻： 33  号： 2  ページ： 167-176  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2488A  ISSN： 1004-4965  CODEN： RQXUE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 2000年から2008年までのAVHRR,QuickSCATなどの高分解能衛星観測データとCFSR再解析データを用いて,以下の結果を得た。本論文では,メキシコ湾,東海の黒潮前線,バルト-マウナースの合流帯,およびカレドニアの再循環域における大気応答の特徴を分析し,海洋前線における風速の最小値の分布を見出し,この現象の原因を検討した。研究は以下を指摘した。夏(6月~8月)におけるメキシコ湾の6月における黒潮前線の近くには,明らかなベクトル風速の最小値分布があり,一方,ブラジルにおいては,最小の風速があり,それは,エルニーニョの合流域およびエルカレストの再循環域において,年の間に存在したことを示している。この現象を生じる条件は大気圧の背景場の勾配方向と海洋前線の表面温度勾配の方向と一致し、その物理過程は以下の通りである。海洋前線暖(冷たい)水区の一側上空には低気圧(高気圧)があり、これにより発生した局地気圧勾配は大規模背景気圧勾配方向と逆になり、前線区付近で重合後の気圧勾配が最小になり、海表風速も最小になる。同時に、摩擦作用により、海表風が低圧側に偏ることにより、前線帯の方向に沿う風速成分の差は暖水区の側で低気圧性の渦度(風速収束)を生じ、さらに上昇運動と強い降水をもたらし、この分量差は冷水区の側で逆の大気応答特徴を生じた。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 高気圧 ,  夏 ,  *風 ,  渦度 ,  圧力勾配 ,  メキシコ湾 ,  *風速 ,  温度勾配 ,  高分解能 ,  降水 ,  低気圧 ,  *海洋 ,  エルニーニョ ,  黒潮
準シソーラス用語： 衛星観測 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： oceanic front ,  pressure adjustment mechanism ,  sea surface vector wind ,  minimum

分類 (1件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 海洋前線 ,  風速 ,  最小値 ,  成因