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J-GLOBAL ID:201702221038427231   整理番号:17A0896164

歩行中のミツバチにおける着色光の忌避学習

Aversive Learning of Colored Lights in Walking Honeybees
著者 (4件):
資料名:
巻: 2017  号: May  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ミツバチは視覚学習の重要なモデル動物として確立されている。これまでは臭い弁別,帰巣行動などの嗜好的条件付けが行われ,視覚弁別課題においてミツバチは良い成績を示した。しかし自然界では危険に出会い,また最近の研究によって視覚を通した学習は大きくコンテクストに依存することが示唆された。不快後の刺激は,ヒトと動物において解放と安心の感情と関係付けられ,従ってポジティブな意味付けがされる。これがミツバチにも当てはまるかは,分かっていない。本実験では歩行アリーナでミツバチに忌避的条件付けを行い,アリーナの半分は特定の波長と強度の光で照明し,それを電気ショックと組み合わせた。このパラダイムでは,特定の光に対するハチの好みを9種の条件付け学習を通して変更し,頑健な逃避と忌避行動を形成させた。驚くべきことに465nm(青)と590nm(黄)は負の効果(忌避応答の誘起)を獲得したが525nm(緑)は獲得しなかった。このことは緑光が生来的な安全の意味を有しており,強力な忌避的条件付けでも書き換えることが難しいことを示していた。ハチは青や黄より緑を好む傾向が少しあり,これは光の強さで補正できた。しかしこの初期バイアスはマイナーな効果があるだけで,色が忌避学習における大きな特徴付けを行っていた。そのうえ,ハチは光信号の安全性を学習でき,他の動物で見られたような忌避的オペラント条件付けで解放要素があることが明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個生態学 
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