抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】原発性肝細胞癌(HCC)患者における高周波アブレーションとTACEの併用療法の治療効果と末梢血T細胞サブセットに及ぼす影響を調査する。方法 2014年1月~2016年2月の間に著者病院でTACE治療を受けた原発性肝癌患者97例をTACE術後にラジオ波焼灼治療を受けたかどうかにより、患者を連合群52例とTACE群45例に分けた。血清サイトカインをELISAによって検出した。2群の患者の治療効果、治療前後のT細胞亜群の変化情況及び治療後の生存の質に対して比較を行った。結果:併用群の総有効率は67.31%で、TACE群の40.00%より明らかに高かった(P<0.05)。併用群の疾患コントロール率は90.38%で,TACE群の73.33%より有意に高かった(P<0.05)。併用療法群のCD3+T細胞,CD4+T細胞,CD4+/CD8+の比率は,それぞれ,(68.40±10.20)%,(45.76±6.83)%,(1.96±0.31)であった。それらは,TACE群[(56.14±6.75)%,(33.27±5.16)%,(1.21±0.22),P<0.05]より有意に高く,CD8+T細胞の比率は(22.08±2.55)%であった。それは,TACE群におけるそれより有意に低かった[(28.42±3.97)%,P<0.05]。治療群のIL-6,IL-8,およびTNF-αのレベルは,治療後3か月で(129.45±67.14)pg/mL,(0.49±0.13)ng/mL,および(134.78±88.20)pg/mLであった。それらは,TACE群[(165.30±65.91)pg/mL,(0.72±0.20)ng/mL,(200.43±84.02)pg/mL,P<0.05]より有意に低かった。併用群の患者の生活の質の改善率は55.77%で、TACE群の40.00%より明らかに高く(P<0.05)、連合群の合併症の発生率は73.08%で、TACE群の71.11%と比べて統計学的有意差がなかった(P>0.05)。結論:高周波アブレーションとTACEの併用による原発性肝癌患者の短期治療効果は比較的に良く、患者の免疫機能を改善し、生存の質を高めることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】