抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的:高齢者股関節置換術患者の鎮痛効果及び血流動力学に対する軽比重の異なる濃度のロピバカインによる片側腰椎-硬麻併用麻酔の影響を検討する。方法:単側股関節置換術を行った患者106例を無作為にA、B、C 3群に分け、A群35例に軽比重0.2%ロピバカインを投与し、B群35例に軽比重0.3%ロピバカイン、C群36例に軽比重0.5%ロピバカインを投与した。すべての患者は,腰-硬麻併用麻酔を受けた。入室時(T0)、穿刺前(T1)、切開皮膚時間(T2)、T2後15分(T3)、T2後30分(T4)、縫合完了時(T5)各時点の血流動力学的指標脈圧差(MAP)、心拍数(HR)、呼吸頻度(RR)及び血酸素飽和度(SpO2)変化を観察した。同時に、術中の不良反応、感覚及び運動ブロックの効果、回復時間、ブロック12、24、48、72時間の4つの時間点視覚アナログ採点法(VAS)による鎮痛効果を評価した。結果:A群のT1~T5の各時点におけるMAP、HR、RRはいずれも同群のT0より有意に低く(P<0.05)、B群のT1~T5時のMAP、HR、RRは同群のT1及びA群と同じ時間の点より低かった(P<0.05)。C群のT1~T5時間のMAP,HR,RRは,同じ群のT1,A,B群のそれらより有意に低かった(P<0.05)。3群間のSpO2の有意差は認められなかった(P>0.05)が,B群とC群の受動的運動とVASのスコアはA群のそれらより有意に低かった(P<0.05)が,A群とB群の間には有意差がなかった(P>0.05)。B群とC群の間には,VASスコアに有意差はなかった(P>0.05)が,B群とC群の運動遮断時間はA群よりも有意に低く(P<0.05),感覚と運動回復時間はA群よりも有意に高かった(P<0.05)。C群の副作用の総発生率(41.66%)はB群(17.14%)、A群(8.57%)より明らかに高く(P<0.05)、A群とB群の総発生率は統計学的有意差がなかった(P>0.05)。結論:軽度比重0.3%ロピカインは片側腰椎-硬麻併用麻酔により高齢股関節置換術の要求を満たし、鎮痛効果が改善され、血流動力学への影響が小さく、副作用が少ない。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
