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J-GLOBAL ID:201702221139675380   整理番号:17A0865826

皮膚障害の予防と治療のためのビワの葉(ビワEriobotrya japonica)からのトリテルペノイド類の可能性

The Potential of Triterpenoids from Loquat Leaves (Eriobotrya japonica) for Prevention and Treatment of Skin Disorder
著者 (3件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ビワ(Eriobotrya japonica)の葉は薬用価値が高く,民間医療薬として使われてきた。しかしながら,ビワE.japonicaの葉のスキンケア効果に関する証拠に基づく研究はない。E.japonicaの葉の皮膚障害に対する新たな生物学的活性を探索し,生物活性に関連する化学成分をより良く理解するために,E.japonicaの葉からの18種のトリテルペノイド類の抗メラニン生成,抗アクネ,抗アレルギーおよび抗加齢活性を評価した。その結果,8種の化合物が抗メラニン生成活性を示し,これらのうちウルソール酸とマスリン酸が最も強力であり,アルブチンと同様の選択指数であることが明らかになった。構造活性相関と活性化合物の可能な機序を提案した。12種の化合物は抗アクネ効果を示し,ウルソール酸,マスリン酸,コロソール酸およびオイスカフ酸がPropionibacterium acnesに対して最も高い活性を示した。4種の化合物は抗アレルギーおよび抗炎症活性を見せ,3-エピコロソール酸とオイスカフ酸がβ-ヘキソサミニダーゼの放出に対して顕著な活性を示した。最後に,ウルソール酸,ポモール酸,コロソール酸およびそのメチル化誘導体はコラーゲンとヒアルロン酸(HA)の産生を刺激することによる最も高い抗加齢活性を示した。これらの知見は,E.japonicaの葉が健康によい効果を与えるための機能性食品または化粧品の成分としての潜在的用途を有し,複数のトリテルペノイドがこれらの生物活性において重要な役割を果たす可能性があるという有益な証拠を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  薬物の構造活性相関  ,  トリテルペン  ,  外皮作用薬の基礎研究 
物質索引 (7件):
物質索引
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