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J-GLOBAL ID：201702221150944924   整理番号：17A1379142

毛管圧力ヒステリシスに及ぼす低塩分水攻法の影響【Powered by NICT】

Effects of low-salinity waterflooding on capillary pressure hysteresis

著者 (2件)： Wang Xiao (Department of Petroleum Engineering, University of Wyoming, 1000 E. University Ave., Laramie, WY 82072, United States) ,  Alvarado Vladimir (Department of Chemical Engineering, University of Wyoming, 1000 E. University Ave., Laramie, WY 82072, United States)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 207  ページ： 336-343  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,水原油界面粘弾性応答に関連した低塩分水攻法採収率増加機構は別個の界面効果,すなわち水原油界面の粘弾性応答を考慮して検討した。対照的に,濡れ性変化は,毛細管ヒステリシスの解析を通して解釈した。著者らの以前の研究で使用した毛細管圧力実験装置は,毛細管ヒステリシスを捕捉するためにここで利用されている。さらに,伝統的な準静的多孔質プレート法における新しい改善は測定を加速するために実行した。短(長<1”)コア試料の吸水における排水と段階的準静的法における連続注入の組合せ,動的-静的法ははるかに短い時間スパンで毛細管圧力曲線の正確な包絡線を捉えることが分かった。二対の実験を毛細管ヒステリシスに及ぼす界面粘弾性と濡れ性変質作用の影響を調べるために行った。一つのペアは,30°Cで濡れ性変化を最小化するための有意な劣化無しのMinnelusa形成岩石試料と希釈TC原油について実施した。二コアプラグは高塩分と低塩分ブラインを,別々にした。結果は,低塩分ブラインは濡れ性変化の非存在下でも油回収を増加させることができることを示した。これは低塩分ブラインへの曝露により粘弾性ブライン原油界面の形成に起因し,連続油相をもたらした。二追加実験対は高温(70°C)でBereaとTC油について実施した。原油と加齢3週間反応させたことを除いて,二コアは,同じ実験条件の影響を受ける。このエージングプロセスは,岩石がより多くの油湿潤することを見出し,より顕著な毛細管ヒステリシスとより少ない油回収をもたらした。著者らの研究は,二つの機構,すなわち流体-流体界面粘弾性と濡れ性変化の影響を示した。独自の毛管圧データセットの解釈は,低塩分水攻法機構に光を当てた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *塩分 ,  岩石 ,  エンベロープ ,  粘弾性 ,  ブライン ,  *水攻法 ,  湿潤 ,  *ヒステリシス ,  吸水 ,  原油 ,  濡れ ,  高温 ,  界面 ,  多孔性
準シソーラス用語： *毛管圧 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 低塩度水攻法 ,  界面粘弾性 ,  濡れ性の変化 ,  毛管ヒステリシス ,  動的毛管圧

分類 (2件)： 採収法  (UA10040R) ,  石油と石油製品の性質,分析,試験  (YF02020X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 毛管圧力 ,  ヒステリシス ,  塩分 ,  水攻法