再構成された低炭素鋼板の機械的性質に及ぼすレーザ表面硬化層の影響【Powered by NICT】

Syed Badirujjaman; Shariff Sulthan Mohiddin; Padmanabham Gadhe; Lenka Shaumik; Bhattacharya Basudev; Kundu Saurabh

文献

J-GLOBAL ID：201702221188164956 整理番号：17A0447944

再構成された低炭素鋼板の機械的性質に及ぼすレーザ表面硬化層の影響【Powered by NICT】

Influence of laser surface hardened layer on mechanical properties of re-engineered low carbon steel sheet

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資料名：
巻： 685 ページ： 168-177 発行年： 2017年
JST資料番号： D0589B ISSN： 0921-5093 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

本研究では,C-Mn低炭素自動車用鋼シートをレーザ表面硬化処理に使用されてきた。鋼板は,その厚さ方向に積層複合材構造を作るためにある深さまで高出力ダイオードレーザを用いた表面硬化に成功(250 300μm)した。処理した層状鋼板のミクロ組織を光学顕微鏡,走査電子顕微鏡,X線回折のような種々の特性評価法により評価した。処理表面の硬度は硬い相の形成,EBSD法を用いてマルテンサイト,ベイナイトと前フェライトの混合物として同定されたにより有意に改善した(塩基硬度と比較して133 145%増加)。層状鋼板の引張特性も評価し,混合物概念則に関連した強化機構により達成硬化層と塩基を構成する複合材料層のサンドイッチ効果のために降伏強さ(YS)(25 40%)と極限引張強さ(UTS)(20%)の両方で有意な改善を示すことが分かった。これに対応して,引張応力-歪線図の勾配から決定した層状鋼シートのYoung率は超音波試験結果と一致することが分かった。さらに,標準XRD法を用いて測定した硬化層と非処理ベースの結晶学的テクスチャリングの影響を,Young率と得られたr-bar値に及ぼすそれらの影響を再確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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機械的性質

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