Trypanosoma cruzi感染による宿主オートファジーにおけるオートリソソーム生成の阻害【Powered by NICT】

Onizuka Yoko; Takahashi Chiyuki; Uematsu Ami; Shinjo Shoko; Seto Eri; Nakajima-Shimada Junko

文献

J-GLOBAL ID：201702221194084290 整理番号：17A1207534

Trypanosoma cruzi感染による宿主オートファジーにおけるオートリソソーム生成の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of autolysosome formation in host autophagy by Trypanosoma cruzi infection

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資料名：
巻： 170 ページ： 57-62 発行年： 2017年
JST資料番号： A1147A ISSN： 0001-706X 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

オートファジーは細胞内病原体に対する防御系の必須成分として出現した。細胞内原生動物寄生虫,Trypanosoma cruziは宿主細胞細胞質への曝露にもかかわらず,宿主の自食機構によって除去されなかったことを示した。LC3の脂質化形態,微小管関連蛋白質1軽鎖3(LC3),オートファジーマーカー,LC3-IIの点は有意にT.cruzi感染後に増加し,寄生虫は宿主オートファジーの初期段階を活性化し,オートファゴソーム形成を誘導することを示した。しかし,オートリソソームは感染細胞では観察されなかった。添加では,T.cruziはオートファゴソームに包まれ,寄生虫はオートファジー捕獲を避けることを可能にする機構を持つことを示唆した。本研究の結果は,宿主オートファジーがT.cruzi感染後の不完全であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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細胞生理一般

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