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J-GLOBAL ID：201702221219650647   整理番号：17A1508893

温度パターンによる水田からのCH_4フラックスの日周変動の評価【Powered by NICT】

Assessing diel variation of CH₄ flux from rice paddies through temperature patterns

著者 (5件)： Centeno Caesar Arloo R. (International Rice Research Institute, Los Banos, 4031 Laguna, Philippines) ,  Alberto Ma Carmelita R. (International Rice Research Institute, Los Banos, 4031 Laguna, Philippines) ,  Wassmann Reiner (International Rice Research Institute, Los Banos, 4031 Laguna, Philippines) ,  Wassmann Reiner (Karlsruhe Institute of Technology, Institute for Meteorology and Climate Research, Garmisch-Partenkirchen, Germany) ,  Sander Bjoern Ole (International Rice Research Institute, Los Banos, 4031 Laguna, Philippines)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 167  ページ： 23-39  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水稲からのメタン(CH_4)フラックスの日周的変動は渦共分散(EC)法を用いて2013年と2014年の乾燥および湿潤作期中に特性化した。EC法は,非常に高い時間分解能(10Hz)でのフラックスの測定値を得ることの利点を有し,時間当たり36,000測定を記録している。EC測定値は30分間隔でCH_4の日周(昼間と夜間両方)フラックスと環境因子(温度,表面エネルギーフラックス,総生態系光合成)の時間的変化を非常によく捉えることができる。この方法で得られた情報は景観規模日周CH_4フラックスに影響する種々の因子の機構についての我々の理解を高めるために重要である。データは様々な栽培期間(前,成長,および休閑)に分配されたときCH_4フラックスの明確な日周パターンが観察された。後者は重モンスーン降雨および時折の台風からあまり気候擾乱を持つため,乾季に日周CH_4フラックスの時間的変動は雨季よりもより顕著であった。Pearson相関分析およびGranger因果律試験を評価し環境因子のみならず日周CH_4フラックスをGranger原因もと相関していたかどうかを確認するために使用した。2.5cm深さ(Ts 2.5 cm)での土壌温度は乾季および雨季の両季節中の簡単な線形回帰を用いて水田におけるCH_4フラックスの日周変動を予測するための簡単な指標として用いることができる。この簡単な部位特異的温度応答関数は潅がいイネ生産からCH_4源強度の推定を改善するためのギャップ充填CH_4フラックスデータに用いることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 雨季 ,  台風 ,  光合成 ,  休耕 ,  *日変化 ,  気候 ,  モンスーン ,  水稲 ,  灌漑 ,  乾季 ,  地温 ,  降雨 ,  生態系
準シソーラス用語： 環境因子 ,  渦共分散 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 潅がいイネ ,  日周CH_4フラックス ,  渦共分散法 ,  Granger因果性テスト

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水田 ,  フラックス ,  日周変動 ,  評価