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J-GLOBAL ID:201702221264862511   整理番号:17A1054725

新しい植物型イネにおける一穂籾数の量的形質遺伝子座の微細マッピングと準同質遺伝子系統の子実生産性評価

Fine mapping of a quantitative trait locus for spikelet number per panicle in a new plant type rice and evaluation of a near-isogenic line for grain productivity
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巻: 68  号: 11  ページ: 2693-2702  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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一穂籾数(TSN)は,イネの子実生産性の決定する要因のひとつである。本研究では,インディカ型品種IR64と新しい植物型2系統との交配に由来する準同質遺伝子系統を供試して,一穂籾数の量的形質遺伝子座(QTL)の特性解析を行った。その結果,qTSN12.1とqTSN12.1の2つのQTLが第12染色体長腕に座乗することがわかった。これらのQTLは,幼穂形成期における枝梗の分化に関与することが示唆された。qTSN12.2の微細マッピングによって,マーカーRM28746とRM28753との間の92kb領域に6つの候補遺伝子が位置することが明らかになった。qTSN12.2を有するIR64の準同質遺伝子系統では,IR64と比べて,穂数が少なく,稈長が長く,着粒率,千粒重や収量が大きくなった。こうした結果から,新たに同定されたQTLは,今後のインディカ型品種の育種に有用であり,qTSN12.2と連鎖したマーカーはマーカー利用選抜に使用できることが示された。
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  遺伝子の構造と化学 

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