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J-GLOBAL ID：201702221285298753   整理番号：17A1124807

滑り摩耗と摩擦により誘起されたピストンリング硬質クロム被覆における表面近傍と深さ依存残留応力進化【Powered by NICT】

Near-surface and depth-dependent residual stress evolution in a piston ring hard chrome coating induced by sliding wear and friction

著者 (4件)： Biberger Julian (Department of Tribology, Research and Development, Daimler AG, Ulm, Germany) ,  Fuesser Hans-Juergen (Department of Tribology, Research and Development, Daimler AG, Ulm, Germany) ,  Klaus Manuela (Department of Microstructure and Residual Stress Analysis, Helmholtz-Zentrum Berlin, Berlin, Germany) ,  Genzel Christoph (Department of Microstructure and Residual Stress Analysis, Helmholtz-Zentrum Berlin, Berlin, Germany)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 376-377  号： PB  ページ： 1502-1521  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶射,鉄系ライナーコーティングとのトライボロジー接触における滑り摩耗を受ける,硬質クロムピストンリング被覆のミクロ組織,集合組織および残留応力は,実験室X線とシンクロトロンX線を用いて研究した。トライボロジー的と熱的の双方によって誘起された残留応力の表面近傍の進展は,滑り方向に解析し,滑り方向に垂直であった。トライボロジー的に誘起された残留応力は,トライボロジーパラメータ「試験期間」,「滑り速度」,「ピストンリング負荷」と「ピストンリング温度の関数として,ピストンリング摩耗の進展とピストンリングトライボロジーと相関し,特に蓄積散逸摩擦エネルギーの影響。約15μmのトライボロジー影響残留応力帯を同定し,残留応力に及ぼすかなりのトライボロジー影響が検出された。のみ10μmの小さい影響深さは熱影響残留応力帯に帰属できた。高温に曝露された,全深さ範囲内で滑り方向に誘起された残留応力トライボロジーは圧縮残留応力に向けてシフトした。摩耗についてのエネルギー論的アプローチの間の非常に良い一致し,トライボロジーの進展を散逸摩擦エネルギーの関数として残留応力を誘導した。さらに,滑り速度」,「ピストンリング温度」と「ピストンリング負荷などのようなトライボロジーパラメータの関数としての摩耗体積の進展は熱的およびトライボロジー的に誘起された残留応力の深さ依存性変化と相関することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *クロム ,  *摩耗 ,  トライボロジー ,  *滑り摩耗 ,  *被覆 ,  熱影響 ,  集合組織 ,  *ピストンリング ,  滑り速度 ,  *残留応力 ,  高温 ,  X線 ,  *硬質 ,  溶射
準シソーラス用語： 圧縮残留応力 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 残留応力 ,  ピストンリング ,  滑り摩耗 ,  トライボロジー的誘起残留応力帯

分類 (2件)： 潤滑一般  (QB02010S) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (9件)： 滑り摩耗 ,  摩擦 ,  誘起 ,  ピストンリング ,  硬質 ,  クロム ,  近傍 ,  残留応力 ,  進化