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J-GLOBAL ID：201702221339257819   整理番号：17A0413968

スリープモードを有する成功優先スロットアロハのエネルギー解析

Energy Analysis of Success Prioritized Slotted ALOHA with Sleep Mode

著者 (2件)： 梅原大祐 (京都工繊大 情報工学・人間科学系) ,  武田貫志 (京都工繊大 情報工学・人間科学系)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 468(CS2016 76-97)  ページ： 75-79  発行年： 2017年02月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無線通信の高速化に伴い,無線チャネル上のフレーム時間長が短縮化される。その結果,伝搬遅延により生じるフレーム送信開始時の競合区間が相対的に大きくなり,キャリアセンス機能を用いたランダムアクセスプロトコルの利点が損なわれる。また,無線通信デバイスのエネルギー効率を高めるためには,受信機がアクティブ状態となるキャリアセンス機能は必ずしも望ましくない。そこで,本稿では,即時ACKもしくは自己ACKを条件としたNon-Persistent型で送受信スロット以外はスリープ状態とするスロットアロハプロトコルを検討する。スロットアロハのエネルギー効率を高めるために,成功優先バックオフアルゴリズムを導入し,飽和状態におけるスロット当たりの消費電流を評価する。(著者抄録)

シソーラス用語： センサネットワーク ,  通信チャネル ,  伝送速度 ,  入出力 ,  プロトコル ,  通信信号 ,  *モード ,  送受信機 ,  ALOHA網 ,  *アルゴリズム ,  *解析
準シソーラス用語： ACK【信号】 ,  *スリープモード ,  スロットALOHA ,  *バックオフアルゴリズム ,  ランダムアクセス ,  無線センサネットワーク ,  無線チャネル ,  *エネルギー解析

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  通信理論一般  (ND02010V)

引用文献 (6件)：

• 梅原大祐, ′′成功優先ランダムアクセスプロトコル ~スロットアロハが1/eを越える~,′′ 信学技報CQ2016-71, pp.29-30, Aug. 2016.
• 梅原大祐, ′′成功優先ランダムバックオフアルゴリズム: スロットアロハ,′′ 信学技報CS2016-43, pp.19-22, Nov. 2016.
• 梅原大祐,村田英一,田野哲, ′′送信成功優先権を有するIEEE 802.11DCFの一検討,′′ 信学技報CQ2015-60, pp.119-124, Sept. 2015.
• 梅原大祐, ′′分散型ランダムアクセスネットワークにおける新たなアプローチ~送信成功局への優先権がもたらす種々の効能~,′′ 信学技報CQ2015-60, pp.37-42, Nov. 2015.
• D. Umehara, H. Murata, and S. Denno, ′′IEEE 802.11 DCF with successful transmission priority,′′ Proc. ICSPCS 2015, pp.1-7, Cairns, Australia, Dec. 2015.

タイトルに関連する用語 (5件)： スリープモード ,  成功 ,  優先 ,  スロットアロハ ,  エネルギー解析