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J-GLOBAL ID:201702221367254760   整理番号:17A0897042

ガレクチン-4の定量のための金ナノクラスタおよびグルコースオキシダーゼと金属-有機骨格からなる複合体とを用いる蛍光測定による免疫アッセイ法

A fluorescence based immunoassay for galectin-4 using gold nanoclusters and a composite consisting of glucose oxidase and a metal-organic framework
著者 (8件):
資料名:
巻: 184  号:ページ: 1933-1940  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: D0076A  ISSN: 0026-3672  CODEN: MIACAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストリア (AUT)  言語: 英語 (EN)
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癌治療の標的であり診断バイオマーカーでもあるガレクチン-4を感度良くかつ選択的に検出するために,抗体-抗原認識に基づく酵素結合免疫吸収アッセイ(ELISA)が注目されている。本法の感度増強のための鍵となるのは酵素と標的分子との比を大きくすることである。その目的を達成するための有効な方法は酵素と抗体の担体としてナノ材料を利用することである。本研究では,ゼオライトイミダゾレート骨格に埋め込まれたグルコースオキシダーゼの複合体(GOx/ZIF-8)を合成し,これをドーパミン(PDA)で表面処理し,さらにストレプトアビジン(STV)で修飾した後,ガレクチン-4に対するビオチン化抗体を結合させた複合体GOx/ZIF-8-PDA-STVを作成した。このGOx/ZIF-8-PDAと金ナノクラスタ(AuNCs)-iron(II)を組合せた系の蛍光免疫アッセイ法を開発し,ガレクチン-4に対して検出限界濃度として10pgmL-1を得た。GOx/ZIF-8-PDAの効果的な触媒活性に加えて,本免疫アッセイ法の優れた感度は・OHラジカルに対するAuNCsの高感度な応答に基づいている。ここでは,ガレクチン-4は単に本法の有用性を検証するための典型例として用いられたが,本法は一般に,もっと存在率の低いタンパク質やバイオマーカーの検出に用いられている他のELISA系へ容易に拡張できる。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  有機物質の物理分析一般  ,  バイオアッセイ 

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