文献

J-GLOBAL ID：201702221376665317   整理番号：17A1966740

路火山の長期モニタリング:La Fossa丘(イタリア,ブルカノ島)で記録された,250°Cから520°Cまでの温度範囲の25年間の時系列【Powered by NICT】

Long-term monitoring on a closed-conduit volcano: A 25year long time-series of temperatures recorded at La Fossa cone (Vulcano Island, Italy), ranging from 250°C to 520°C

著者 (1件)： Diliberto Iole Serena (Istituto Nazionale di Geofisica e Vulcanologia, Sezione di Palermo, Via Ugo La Malfa 153, 90146 Palermo, Italy)
資料名： Journal of Volcanology and Geothermal Research  (Journal of Volcanology and Geothermal Research)
巻： 346  ページ： 151-160  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0770B  ISSN： 0377-0273  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 南部イタリアの活火山からの温度データの最長記録を提示した。データセットは,1991年から2016年までの走行ブルカノ火山(エオーリエ諸島)のLa Fossa円錐火山から噴気孔温度の連続モニタリングに由来する。議論は経験的アプローチ,多数の直接測定に基づくを含んでいる。ブルカノ島では,上昇流体の地球化学的モニタリングは覆い隠された熱水とマグマ系の状態変数の摂動の表面効果の検出を可能にした。提示されたデータセットは,噴気孔の変化温度,表面熱流に関連するが,これは有用な指標であることを示した。過去25年にわたって,流出と物理化学変化の複合効果を初期モニター噴気孔の出力温度に無視できた。最大記録された変化は,298°C(蒸気噴出孔に非常に近い地上で測定された,0.5mの深さで)であった。出力温度値の反復は,同じ位置に19年後に発生した時間変動をサイクリック特性を示唆し,年以上は完全な周期的変調を登録するのに必要である。小周期的変動の組み合わせは,噴気孔出力で記録されている。1995年以降のデータのこの長期に現れた小サイクル,La Fossa面積を供給システムのための仮定した定常状態からの一時的な逸脱の表面効果の一つとして解釈することができる。地中海地域のこの部門では,定常状態圧力場,定常状態温度勾配は,火成活動または地域動力学に関連する地震地殻変動運動プロセスによって摂動することができた。長期モニタリングは,他の有効な地球化学的および地球物理学的データと多くの温度サブセットの比較を可能にし,内因性過程を考慮した一般的な震源メカニズムを明らかにした。マグマ源および/または地震地殻変動運動活性の変化は,時間変動の主な原因であった。収集したデータは実時間で深部源に由来する熱流量の変化を追跡するための地球化学的アプローチの有効性を示し,マグマおよび/または水熱エネルギー放出の推定は表面温度モニタリングのみで回復できない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 熱水 ,  表面温度 ,  地震 ,  経時変化 ,  熱流 ,  マグマ ,  *火山 ,  地球化学 ,  地殻変動 ,  周期変化 ,  噴気孔 ,  *イタリア共和国 ,  温度勾配 ,  地球物理学
準シソーラス用語： 定常状態 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 噴気孔 ,  温度 ,  時系列 ,  連続モニタリング ,  ブルカノ

分類 (2件)： 火山地質学一般  (DE07070L) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (9件)： 路 ,  火山 ,  長期モニタリング ,  La ,  Fossa ,  丘 ,  イタリア ,  温度範囲 ,  時系列