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J-GLOBAL ID:201702221389523099   整理番号:17A0969715

リグノセルロースエタノール生産に及ぼすイオン液体1-エチル-3-メチルイミダゾリウム酢酸の負の影響を緩和するための3発酵戦略の比較【Powered by NICT】

Comparison of three fermentation strategies for alleviating the negative effect of the ionic liquid 1-ethyl-3-methylimidazolium acetate on lignocellulosic ethanol production
著者 (5件):
資料名:
巻: 197  ページ: 124-131  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リグノセルロース材料の変換は再生可能燃料の生産に向けた持続可能な経路を提供する。エタノールは現在最も広く使用されている輸送バイオ燃料の一つであり,イオン液体の使用は,リグノセルロース材料中の炭水化物をエタノール生産のための発酵性糖への有望な技術的ツールを提供してきた。しかし,いくつかのイオン液体は酵母の増殖を阻害して,その後のエタノール発酵プロセスに負の影響を持つ得られた糖中に残存していたであろう。本論文では,三種類の発酵戦略,すなわち接種サイズの増加,二段階発酵及び流加発酵はリグノセルロースエタノール生産に対するイオン液体1-エチル-3-メチルイミダゾリウム酢酸(EMIMAc)の負の影響を緩和するために調べた。EMIMAc濃度は10GL~ 1であった場合,全てのこれら三発酵戦略は効果的にエタノール生産性を増加させ,グルコースエタノール発酵プロセス(42.7 43.6%)に対して比較的高いエタノール収率を維持できた。従来のエタノール発酵プロセスのために,そのエタノール生産性はその接種サイズを0.01から0.10に増加するから1.80~2.20gl~ 1時間~( 1)増加した(v/v)。二段階エタノール発酵プロセスでは,飼養頭数は3であったとき,そのエタノール生産性は2.32GL~ 1時間~( 1)に達した。流加エタノール発酵プロセスでは,給送間隔時間は3hであったときのエタノール生産性は2.43gl~ 1時間~( 1)に達した。これら三発酵戦略は,エタノール生産性を増加させ,比較的高いエタノール収率を維持することによってイオン液体EMIMAc処理したコムギ藁のエタノール生産を大きく改善した。これらの結果は,イオン液体技術によるリグノセルロースエタノール生産を改善するための有用な情報を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 
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