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J-GLOBAL ID:201702221434330540   整理番号:17A1430888

パチョリ油からのβPatchouleneはNF-κBの抑制およびNrf2経路の活性化を介してLPS誘発急性肺損傷を保護する【Powered by NICT】

β-Patchoulene from patchouli oil protects against LPS-induced acute lung injury via suppressing NF-κB and activating Nrf2 pathways
著者 (20件):
資料名:
巻: 50  ページ: 270-278  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Pogostemon cablin(Blanco)Benth.の葉と茎の精油から単離された三環セスキテルペン,β-パチュレン(β PAE)は強力な抗炎症活性を有することが報告されている。本研究の目的は,マウスにおけるリポ多糖類(LPS)誘導急性肺損傷(ALI)に及ぼすβPAEの潜在的保護効果を評価し,根本的な機構を明らかにした。ALIは肺へのLPSの気管点滴注入により誘導され,デキサメタゾン(DEX)を陽性対照として用いた。結果はβPAEによる前処理は,マウスおよび肺W/D重量比の死亡率,モデル群と比較して改良された肺の病理学的変化を有意に減少させることを示した。一方,βPAE前処理は,気管支肺胞洗浄液中のTNF-α,IL-6およびIL-1β分泌の増加を顕著に阻害し,肺におけるMPO活性とMDAレベルのLPS誘導上昇を抑制した。さらに,PAE前処理は,miR-146a発現を有意にNF-κBのLPS誘導活性化とその媒介遺伝子(TNF-α,IL-6およびIL-1β)の発現を抑制した。βPAEも顕著にNrf2およびHO-1発現をアップレギュレートし抗酸化遺伝子(NQO-1,GCLCとHO-1)を活性化することが観察された。まとめると,PAEはLPS誘発性ALIに対する保護効果はNF-κBとNrf2活性の異なる調節とmiR-146aの発現のアップレギュレーションと関連している可能性を有していた。結果は,ALI治療のための医薬品へのさらなる開発に値する有望な抗炎症剤をβPAEを与えた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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