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J-GLOBAL ID：201702221437325336   整理番号：17A0891354

乾式破砕プロセスからの希薄蒸留液と濃縮液による蒸発器のファウリング傾向

Evaporator Fouling Tendencies of Thin Stillage and Concentrates From the Dry Grind Process

著者 (7件)： CHALLA Ravi K. (Univ. Illinois, Urbana, Illinois, USA) ,  ZHANG Yizhe B. (Univ. Illinois, Urbana, Illinois, USA) ,  JOHNSTON David B. (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. of Agriculture, Pennsylvania, USA) ,  SINGH Vijay (Univ. Illinois, Urbana, Illinois, USA) ,  ENGESETH Nicki J. (Univ. Illinois, Urbana, Illinois, USA) ,  TUMBLESON Mike (Univ. Illinois, Urbana, Illinois, USA) ,  RAUSCH Kent D. (Univ. Illinois, Urbana, Illinois, USA)
資料名： Heat Transfer Engineering  (Heat Transfer Engineering)
巻： 38  号： 5-8  ページ： 743-752  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： C0903A  ISSN： 0145-7632  CODEN： HTEND2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トウモロコシ原料エタノール製造プラントの蒸発器列における希薄蒸留液の濃縮によるファウリングについて,固形分率や発酵後コーン油の回収等の影響を実験的に調べた。初めに,同プラントの構成,多段(前方4段+後方4段)蒸発器列内の物質の流れを説明した。一方,ファウリング試験装置の構成(環状管/内側ロッド等)と試験条件(温度75°C,層流/Re数360),および総括熱伝達率を用いたファウリング抵抗,並びに同速度の計算式を示した。前方4段の蒸発器における希薄蒸留液と濃縮液の総固形分の変化,ファウリング抵抗,平均ファウリング速度等の結果を図示した。後段側蒸発器からの発酵後コーン油の回収,およびグリセロール添加(1%等)等の各効果を示した。考察により,1)希薄蒸留液のファウリング速度が濃縮分の同速度より小さいこと,2)蒸発器における濃縮分中の固形分率の増加と共にファウリング速度が増加すること,3)発酵後コーン油の添加(0.5~1.0%)によりファウリング速度が増加し,1.5%では減少すること,および4)グリセロール添加によりファウリング速度が増加すること等の知見を得た。

シソーラス用語： 生物燃料 ,  エタノール発酵 ,  *脱水 ,  *トウモロコシ ,  *蒸発器 ,  汚損 ,  蒸留 ,  濃縮 ,  成分 ,  とうもろこし油 ,  熱伝達率 ,  熱抵抗 ,  堆積速度 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *エタノール脱水 ,  *バイオエタノール ,  *ファウリング ,  固形分

分類 (2件)： 装置内の物質移動及び一般  (XD01020J) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： グリセロール

タイトルに関連する用語 (7件)： 破砕 ,  プロセス ,  蒸留 ,  濃縮液 ,  蒸発器 ,  ファウリング ,  傾向