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J-GLOBAL ID:201702221448934854   整理番号:17A0861565

析出物を伴う懸濁液プール核沸騰熱伝達に関する研究

Study on Pool Nucleate Boiling Heat Transfer of Suspension Liquid with Deposits on Heat Transfer Surface
著者 (4件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 17-26(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: L1615A  ISSN: 0918-9963  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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析出物が伝熱面に及ぼす影響を調査するために,海水,NaCL溶液およびナノ流体のプール核沸騰実験を行なった。自由対流熱伝達から核沸騰開始までの,より低い熱流束において,海水,NaCL溶液およびナノ流体の沸騰曲線の傾向は,各流体の物理的性質を考慮すると,蒸留水とほとんど同じであった。核沸騰開始から臨界熱流束までの,より高い熱流束では,これらの沸騰曲線の傾向は,互いに異なっていた。海水,NaCL溶液およびナノ流体の高温域は,蒸留水の高温域よりも高かった。ナノ流体実験のより高い熱流束において,伝熱面が,蒸留水実験におけるよりも焼けた。これは,伝熱面上に析出したナノ粒子の,マイクロスケールチャネルによって引き起こされたと考えられる。海水の実験では,より低い熱流束で,海塩の一つであるCaSO4が,蒸留水の臨界熱流束よりも多く伝熱面上に析出した。析出層の厚みは時間と共に増加した。CaSO4の熱伝導率が低いため,伝熱面から析出層の面までの熱伝導抵抗が,結果として大きくなった。CaSO4の析出層は,伝熱面の温度エクスカーションを引き起こした。この結果は,海水の臨界熱流束が蒸留水のそれよりも低いことを意味している。
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
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対流・放射熱伝達  ,  相変化を伴う熱伝達 
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