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J-GLOBAL ID：201702221468055052   整理番号：17A1004224

727~1027°Cにおける無希釈CH₄を用いたNiO粉末の等温反応

Isothermal Reaction of NiO Powder with Undiluted CH₄ at 1000K to 1300K (727°C to 1027°C)

著者 (2件)： ALTAY Melek Cumbul (Istanbul Univ., Istanbul, TUR) ,  EROGLU Serafettin (Istanbul Univ., Istanbul, TUR)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 48  号： 4  ページ： 2067-2076  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NiOは,触媒からステンレス鋼のような冶金製品に至るまで多くの分野に使用されている金属Niを得るための主な原料である。一般的には,水素や固体炭素によってNiに還元される。しかし,炭素によるNiOの還元は高温で起こり,長い反応時間を必要とする。そのため,より効率の良い還元法が望まれている。そこで本稿では,727°C~1027°Cの温度範囲で希釈されていないCH₄雰囲気中でのNiO粉末の等温反応挙動を調べた。質量測定,XRDおよびSEM-EDXを使用し,様々な反応段階で生成物を特徴づけた。その結果,1)927°Cと1027°Cでは,NiOと未希釈CH₄との反応は,NiO還元と予め還元されたNi粒子上のCH₄熱分解による炭素析出の連続する2段階から構成された。927°C~727°Cでは,約7.5~45分以内に完全な還元を確認した。2)NiOは,CH₄分解生成物H₂によって,Niに還元されたことが示唆された。CH₄流量の平方根(マストランスポート理論)に伴って,NiO還元と自由炭素析出が増加すること確認した。などの知見を得た。

シソーラス用語： *酸化ニッケル ,  *ニッケル ,  *還元 ,  *メタンガス ,  反応温度 ,  温度依存性 ,  X線回折分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  熱重量分析 ,  分解物 ,  質量 ,  計測 ,  熱力学 ,  状態図 ,  *熱化学反応
準シソーラス用語： XRD分析 ,  質量測定 ,  平衡状態図

分類 (2件)： 製錬  (WD02030A) ,  鉱石の熱処理  (UA07110L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 希釈 ,  粉末